ハーバードMBAで学んだライフネット生命岩瀬大輔が考える働く意味

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金融資本主義を超えて―僕のハーバードMBA留学記 (文春文庫)

MBA留学記のみならず、人生に影響を与えてくれる本。
特に、働き方に関する部分は必読。

ハーバードのMBAで学べること

Transformational experience!
自己変革。

基本情報:
学年900名の出身国は、80カ国以上。(スタンフォードは400名)
卒業生の1/3が自分の事業を持っている。

留学の意義:
・毎日の延長線上から少し離れて、自分を見つめ直す契機になる
 自分がどこへ向かおうとしているかを再考する過程において、自分がどういう道を歩んできたのかをたどっていくという、内省のプロセス。
・「何のために働くのか?」を絶えず問い、そして、ありたい自分の姿に少しでも近づこうとする
・留学するまえの彼は、いつも通過点にいるような気がして、早く次の地点へたどり着きたいと思っていた。
 しかし、留学をキッカケとして、人生は旅そのものであるということに気づいた。
 AからB地点へ早くたどり着くのではなく、その過程を楽しむのだ。その心の平穏。 
・バックグラウンドが異なる優秀な仲間に出会え、彼らと将来何か一緒にできるかもしれない状態を作れる。
・日本以外の社会システムを比較することで、日本の素晴らしさに気付ける。
・自分がこれから何をやっていきたいのか、刺激的な議論を通じて絶えず見つめ直すキッカケになる。
・失敗例も含め、事例を持って学べる(リーダーシップ、戦略、マーケティング、財務といったMBA的なスキル)

自分とはなにか

判断を迫られたときにどのような対応をするのか、明確な軸を持つこと。自分のプリンシプル、信念を守ること。
日本人であることを誇りにもつこと。
ブランドにすがるな。自分にしかない、ユニークな個性とエッジを利かした生き方をすべきではないか。

起業とは

・三木谷さんの実行力:コンタクトなら、輸入元の手配もしていたし、レストランなら担当者と契約直前まで進めている。
・皆が飛びついているようなことは、絶対にやらないこと。むしろ、皆が無理だと思うこと、何か違うものをやる。
・HPのDavid。企業の存在意義は、収益を上げるのみならず、我々が一人ひとりでは実現できないことを、集合体として実現して、社会に貢献するためだ。
・ある友人:世界を変えたいとか言う前に、自分の身の回りのヒトを幸せにする。だから、天下国家を論ずる前に、奥さんを大事にする。
・アントレプレナーシップ「いま自分が持っている経営資源にとらわれず、信じる事業機会を執拗に追い求める」
 その事業が世の中で必要とされているのであれば、必要なヒト・モノ・カネはあとからついてくる。
・大きなモノを創っていく過程にかかわることができれば、自分が社長でなくてもよい

■成功するベンチャーの三条件
1,大きな市場。誰もがやっているもの、関わりがあるものを対象にせよ
2,そこに大きな非効率があり、顧客が不便さ、「痛み」を感じている業界を選べ
3,その不便さを解消できる、新しいソリューションを提供せよ

何のために働くのか

ギリシャの漁師と投資銀行家の話:成功して、億万長者になり、ゆったり過ごす。
最初からそれができている人にとっては、興味のない話。
原文:http://blogs.yahoo.co.jp/gmatsuba/7795321.html

ワーク・ライフ・バランス:USでは家庭を大切にできていない、あるいはプライベートの生活がないような人は、どれだけ仕事で成功していても尊敬されず、むしろある種の哀れみの目で見られる。

<planned happenstance>=「計画された偶然」「意図された偶然」
これまでは、自分の天職を探すという、「キャリア・アンカー理論」が主流だった。
しかし、本理論では、「予期せぬ出来事をいかにチャンスに結びつけるかが大事。
ゴールは、生涯にわたって学習する、あるいは毎日をエンジョイすることで、キャリアの意思決定をすることではない。

1,自分の好奇心を留めず、とことん突き詰める。
2,諦めずにやり続け、学び取る
3,楽観する
4,リスクテイクし、積極的にミスを犯す
5,柔軟であり、キャリアを決め付けず、それはあくまで偶発的事象の結果と考える。

→ビジョンが思い浮かばない人は、何かのビジョンに向けて意思決定するのではなく、
 とりあえず行動を変えてチャンスを創りだす。
 今、自分がやっている仕事が一番いい仕事だ、とプロセス自体を楽しみながら、進むこと。

■仕事を選ぶ基準
1,素晴らしい仲間と働けること
2,自分自身にしかできないと思える仕事であること
3,社会にあしあとを残せる仕事をすること

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