なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学 (1) (小鳩まり)の書評・感想

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なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学 (1) (バーズコミックス スペシャル)

本書は、登場人物をすべて「なめこ」に変えて名作を案内する作品です。なぜ「なめこ」なのかというと、スマートフォンアプリで大人気の「おさわり探偵 なめこ栽培キット」のキャラクターを使ったマンガだからです。
本書では、以下の8作品が収録されています。

芥川龍之介「蜘蛛の糸」
樋口一葉「たけくらべ」
夏目漱石「坊ちゃん」
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」
太宰治「斜陽」
小泉八雲「怪談 耳なし芳一のはなし」
梶井基次郎「檸檬」
紫式部「源氏物語」

僕が読んだことがあるのは、「檸檬」だけでした。
まあ、「なめこ」がどうのこうのというのはおいといて(僕は別に「おさわ探偵 なめこ栽培キット」をやっているわけでもないし、別になめこが好きなわけでもない)、こういう名作をダイジェスト的に紹介してくれる作品っていいなと思います。
僕はホントに、昔の文豪の名作とかそういうのを全然読まないでここまで来てしまった人間なんで、読みたいなーなんて思いつつなかなか手が伸びなかったりします。ホント今になって、学生の頃に読んでおけばよかったなぁなんて思います。まあ、学生時代は国語の授業とか大嫌いだったから、絶対に読まなかったと思いますけどね。
名作をマンガで読む、みたいなのもありますけど、僕が知っている範囲では、一つの名作を一冊のマンガで、というものが多い感じがします。本書のように、いくつもの名作が一緒になって収録されているようなのは、なかなか珍しいんじゃないかなという気がします。
本書を読んで気になった作品は、「たけくらべ」「坊ちゃん」「斜陽」です。
どの話でも、一番最後に、この作家はどんな作家で、小説で読むとしたらこんな本があって、みたいなことが書かれているんだけど、そこには、「たけくらべ」は文語体で書かれていて読みにくいよ、頑張って!みたいなことが書かれてたんで、ちょっと気になるけど読めなそうかなぁ。「坊ちゃん」と「斜陽」は、超有名なのに読んでないし、最近店のスタッフに、太宰治は超読みやすいですよー、なんて言われたんで、とりあえず来年は太宰治の作品をなんか読んでみようかなぁ。

感想

「セロ弾きのゴーシュ」もちょっと気になる作品ではあったんだけど、結構不条理っぽい感じなんだなぁと思って、読んで感覚的に理解できるかなぁっていうのがちょっと気になりました。
「源氏物語」は読んでみるつもりは特にないんだけど、光源氏ってちょっとメチャクチャな男だなぁって、読んでて思いましたですよ。
なんとなくだけど、こんな風にして名作に触れる機会があって、本書を読んだことで名作に手が伸びるんだったら、それはいいじゃないですか、っていう感じがします。

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