「賃貸」vs「持ち家」 家を買う前に知っておきたいこと

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一級建築士が教えます 住まいづくりの知っとこ!

変化に対応しやすい賃貸と資産価値の残る持ち家

先々、資産となる持ち家ではありますが、終の住処となることを前提に考えた場合、家族計画や住まい方の計画が十分に整っていなければなりません。持ち家の場合、状況に合わせて転居しやすい賃貸とは異なり、生活の変化や家族構成の変化に応じて住み替えていくのが難しいからです。

例えば、遠隔地への転勤、子どもの進学、周辺環境の変化などがあった場合、賃貸であれば比較的容易に住み替えが可能です。でも持ち家だとそう簡単にはいきません。

「子ども部屋をちゃんと2つ用意して新築したのに、まさか3人目を授かるとは思わなかったんですよ。子ども3人となると、書斎を手放さなくちゃいけないかなぁ……」

賃貸・持ち家の長所と短所

持ち家はご自分の所有ですから、インテリアに凝ったり、間取りを変更したりなど、好きなように変えていけることが大きな魅力です。

一方、賃貸の場合、基本的に内装や設備を好きなように変えることはできません。間取り変更はもってのほかです。お部屋に合わせた暮らし方が求められます。

あなたが望む暮らし方に合った家に住むためには、持ち家ならば、家そのものをあなたの暮らしに合わせてつくっていくこと。そして賃貸の場合は、希望の住まい方に合った物件を求めて住み替えていくことが必要となります。

建物の寿命は何によって決まる?

実は法律で決められている資産としての耐用年数というものがあります。住宅の場合、鉄骨造や鉄筋コンクリート造ならば47年、木造ならば22年です。これを過ぎると税法上資産とは認められないものになります。でも、築30年の木造住宅も実際にたくさん建っていますよね。

マンションや戸建てのおおよその寿命

建物は時代によってスタイルに違いはありますが、30~50年は十分その役割を果たせるように設計・建築されています。そして、日常のお手入れや定期的なメンテナンスを行うことによって、もっと寿命は長くなります。

これは、私たちが日常的に栄養のある食生活、十分な睡眠、軽い運動によって体調を維持し、定期的に健康診断を受けることで未然に様々な病気から身を守ることと似ています

昨今の住宅事情

日本では少子化が進んでいることに加えて、空き家・空き室が年々増えていることをご存じでしょうか。高層マンションが増えているから、てっきり住宅が不足しているものだと思っておられる方は多いと思いますが、実は違うのです。

空き家や空き室が増えている最大の理由は、住んでいる方が高齢になり、暮らしにくくなってしまったためです。「年々、階段の上り下りが苦痛になってきて引越しをするのよ」、「夜中何度もトイレに行くので、冬場は寝室との行き来が寒くて、寒くて……」など、家が暮らし方に合わなくなっているのです。

暮らしに合った住まいとは

私たちがその日の気候や天気に合わせて洋服を選ぶように、住まいも暮らし方に合わせて定期的にアップデートさせることが求められます。

例えば、小さなお子さんのいるご家庭では、お子さんが室内を動き回る際に危なくないよう、常におとなの目が届くことが求められますよね。そしてお子さんの成長に合わせて、子どものスペースは変化していきます。お子さんが独立する頃には、バリアフリーなどのリフォームを考え始めることになります。

感想

安い割には基本が押さえられます。

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