マルクスの社会主義の特徴

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マルクスを再読する―「帝国」とどう闘うか

はじめに

行き過ぎた資本主義に批判がなされることも増えてきた。
マルクスの思想を全否定するのではなく、取り入れられるとこもあるんじゃないか的な議論も行われるようになっているように感じる。
以下では、マルクスの社会主義の特徴をピックアップする。

科学的社会主義

「現実の経済社会に法則性を見出して、この社会が生み出す結果を論証する形を取った」

「そして、自分たちの社会主義を科学的社会主義と呼んだのである」

市民を疎外する社会

「近代経済社会は、市民でありながら市民ではない労働する人々を疎外する社会である」

「そういった人々を『プロレタリアート』と呼んだ」

「発展した資本主義社会では、労働者は労働の現場で『疎外』され、生きがいを失い、充実した人生を歩めないという」

マルクスの言う資本

「『自己増殖する価値』のことであり、熾烈な競争の下では、この資本があたかも自分の意思を持つかのように、増殖を目的として運動する」

「近代社会は、こうした人間の意志を離れた資本の運動によって動かされていると考えた」

「資本主義が進めば進むほど、大富豪と大貧民という格差社会になることを見出し、その解消を主張した」

搾取構造

「労働者の作り出す剰余価値(人間が労働によって生み出す、生存に必要である以上の生産物)を資本が搾取する構造になっている」

「資本はより大きな剰余価値を求めて、その生産性を高めていく」

「例えば機械化を進めることで効率よく剰余価値を生み出すことができる。しかし、それによって労働者の仕事は奪われ失業や貧困が増えてしまう」

「資本主義・自由主義を続ける限り、貧富の格差は開く一方で、最終的には貧民達が暴動を起こし、資本主義は崩壊すると予測した」

商品としての労働

「人間の営みであるはずの労働力も、ただの『商品』に過ぎないことを見出した」

「労働力が商品となっている資本主義社会では、労働者を雇用する資本家は、労働者に賃金を支払って生産を行い利潤を獲得する」

「この利潤が剰余価値であるるが、資本主義社会においては、資本化が剰余価値を搾取する社会であることを証明した」

真の共産主義の追求

「共産主義を、人間が共同本質であること、つまり人間が全て平等に扱われていることであると考えていた」

「人間相互の対立や軽蔑が存在する中に共産主義はありえないということである」

「マルクスは、ただ単に財産を共有することが共産主義につながるとは考えていなかった。所有者を変えるだけでは何も変わらない」

「マルクスは、共産主義の目的を、人間的本質の獲得に置き、真の共産主義の実現を目指した」

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