わかりやすい文章を書くためのポイント「論理構造」の考え方

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考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

はじめに

「多くの人がわかりやすい文章を書けないのは、論理構造に問題があるからだ!」
著者はそう語る。
そしてその解決策として「ピラミッド原則」と呼ばれる考え方を提示し、物事を上手に論理立てて述べるテクニックを教えてくれています。
よく、「結論から話せ」、「要点を纏めろ」と言われますが、
どのように適切にまとめれば良いか教わる機会はあまりありません。
本書は、それらのことを教えてくれる貴重な1冊です。

本書では、
最も明確な文章は主たる大きな考えがあり,それを小さな考えが構成するピラミッド構造になっている。
つまり、論理的な話というのは、ピラミッド構造をとっていると述べています。

では、ピラミッド構造とは何か

…わかりやすい文章を作成するための新しい考え方を指します。

 1. 全レベルでメッセージはその下位グループ群を要約するもの
 2. 各グループ内のメッセージは常に同じ種類である
 3. 各グループ内のメッセージは常に論理的に順序づけられている

ピラミッド構造の作り方は?

1.ボトムアップ型アプローチ
  ・ポイントをリストアップ。状況の考えが正しいかどうかを判断するよりも、行動の考えを正しいかどうか     判断するほうが簡単
  ・ それらのポイントの関係を図示
  ・結論を導く

2.トップダウン型アプローチ
  ・主題であるピラミッドの頂点を設定
  ・読み手の主題に対する疑問と答え
  ・状況の明確化
  ・読み手が引き起こす疑問の引き金を設定

導入部の構成方法

1.演繹法 Desduction
 

  ルール: もしAならBである
  ケース: Aである
  結果 : 必然的にBである

2.帰納法 Induction

  ケース: Aである
  結果 : Bである 
  ルール: もしAならば、おそらくBであろう

3.不明推測法 Abduction

  結果 : Bである 
  ルール: もしAならばBである
  ケース: ことによるとAであろう

  ルール → ケース → 結果 (→ ルール → ケース)
 

  「どこからスタートするかで、用いるべき考え方が決まる」 

ポイント

1.演緯法は1本のロジックラインで展開し,最後に結論に到る
2.帰納法は, 同種の事実や考えをグループとしてくくり,そのグループ内の類似性について意見・推測を述べる
3.キーラインでは演繹的表現は退屈なので帰納的表現を用いて、
 ポイント間に介在する情報量が最小限の時のみ演繹法を用いる

では問題解を解決するのはどうすればよいか

1.導入部で問題を定義
2.分析を構造化
3.分析を実施し、解決策を見いだす

考え方がわかってきたところで、書くことにも応用してみましょう

1.文書構成・文章表現にピラミッドを反映させる
2.概念的にものを考えるときには、難解な専門用語は避け、常に言葉でなくイメージを用いる
3.見出しでは考えの本質を表現し強調させ、導入部では読み手と書き手が“ 同じ場所" にいることを意識させる

感想

まだよく理解しきれていませんが、
本書を読んでいるかいないかでは、ロジックのキレに圧倒的な違いが生じるだろう。
そう思わせてくれる一冊でした。
何度も読み、身につける事ができれば、論理的な話ができること間違いなし!
話す こと 書く ことに自信のない人、
就職活動での面接が苦手な人、
社会人の方にも おすすめできる一冊です!
ぜひ読んでみて下さいね。

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