詐欺師の名言

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恋物語 (講談社BOX)

 シリーズ12冊目の作品で、タイトルのように恋の物語ですが、裏の裏は表のような詐欺のようなお話で、ハッとさせられる作品でもあります。

詐欺師が語る恋物語

あらすじみたいなもの

  • “片思いをずっと続けられたら―それは両想いよりも幸せだと思わない?”阿良々木暦を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ケ原ひたぎ。約束の“命日”が迫る冬休み彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった…。「物語」はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる―。

詐欺師・貝木泥舟の名言

  • 「口に出して、誰かに言ってしまった瞬間に、それは気持ちとはすれ違う。言葉なんてのは全部嘘で、全部ペテンだ。どんな真実であろうと、語った瞬間に脚色が入る。言葉は表現だから、そこに不純物が混じってしまうのさ。あるように、ただあるように願いたければ、ただ願いたいのなら、その願いを、決して口に出しちゃいけないのさ」
  • 「逆に言うと、俺はな、かけがえのないものが嫌いだ。『これ』がなきゃ生きていけないとか、『あれ』だけが生きる理由だとか、『それ』こそは自分の生まれてきた目的だ――とか、そういう希少価値に腹が立って仕方がない」
  • 「さて、どうだったかな」 とぼけてみせる。正確には『自分はとぼけている』というアピールをする。見え見えの嘘であろうと無意味ではない。私はあなたとまともな議論をするつもりはないですよ、という主張を。無言のうちにするわけだ。 忍野がよくやるが、俺もよくやる。
  • 大切なものとそうでないもの、重要なものとそうでないものを、うまく区別できず、ともすれば取り違えてしまう人間を、俺は多く見てきた。 自分の人生を上手に扱えない、そういう人間を-例外なく、それは精神的に追い詰められた人間だった。 どこかが壊れている人間、とでも言うのか。
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