東大・京大で1番読まれている「思考の整理学」

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思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理の仕方

グライダー人間と飛行機型人間

  • 学校とはグライダー人間をつくるところである
  • グライダーは優雅に滑空することはできるが、飛行機のように自力で飛ぶことはできない
  • グライダー兼飛行機のような人間になるにはどうしたら良いかを考える
  • 仕事をしながら、普通の行動をしながら考えたことを、整理して、新しい世界をつくることができるのが飛行機型人間である

思考の生まれる場所

  • 難しい仕事は朝飯前が効率が良い。朝早く起きるのではなく、8時に起きて昼頃に朝食兼昼食(ブランチ)を食べれば良い
  • 発見は朝を好む
  • 努力をすればどんなことでも成就すると考えるのは思い上がりである。努力をしてもできないことはある。それには、時間をかけてあたためることが大切である
  • すぐれたアイディアを生み出すには、主観や個性を全面に出すのではなく、ものごとを化合させたり編集してやるほうがよいものを生み出しやすい
  • ものを考える時は、あまり緊張しすぎてはまずい。むしろ、心をゆったり、自由にさせるほうが、面白い考えが生まれやすい

メタ思考

  • 第一次的な思考を集め、整理し、相互に関連づけると第二次的な思考(メタ思考)となり、これをさらに同種のものの間で昇華させると、第三次的情報ができるようになる
  • 思考の整理とは、ただ入り用なもの以外を処分するのではなく、質的な変化をもたらすもの
  • 寝かせて、科学的変化が起こるのを待ち、そして化合したものがメタ思考となる

具体的方法

  • 本を読むごとにメモをとる
  • 必要な文献が集まるまでつんどくしておき、一気に読んでメモを取る
  • アイディアはいつでもメモを取る癖をつける
  • これらのメモを一旦寝かせておき、一旦忘れた後に見返してみて、腐ったり死んでいないアイディアは更に別のノートに移す。こうしてメタノートを作る
  • とにかく書いてみる。書くことによって少しずつ思考の整理が進んで行く
  • テーマや題名は簡潔に。長く語ることは考えが整理されていない証拠

格言とことわざ

  • 良い考えが生まれやすい状況【三上】=馬上・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)
  • 現代であれば、通勤時間、目を覚まして床の中に入っている時、トイレの中、といったところ。
  • いい考えの浮かぶいい状態【三中】=無我夢中・散歩中・入浴中
  • 文章上達の秘訣三ヵ条=看多(多くの本を読むこと)・做多(さた/多く文を作ること)・商量多(多く工夫し、推敲すること)
  • 見つめるナベは煮えない
  • 自分の観念をあまりに信頼している人々は発明をするにはあまり適していない

現実の理解、判断の基準としてことわざを活用する

  • 関心、興味の核をはっきりさせ、具体的事象、経験を一般的命題へ昇華して、自分なりのことわざにすることで、思考の体系をつくり上げることが可能である。
  • 「従僕に英雄なし」「夜目、遠目、笠の内」「石の上にも三年」「隣の花は赤」「モウはマダなり、マダはモウなり」など

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