論理的思考を教えてくれる良書!「考える技術・書く技術」

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考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

概要

仕事や学業、あるいは恋愛においてさえ私達は「考えること」を要求される。そのとき、私たちはただ漠然とした「思いつき」をならべて考えている気になっていないだろうか。MECEに考え、それを論理的にグループ化する。これは相手に「いいたいこと」を伝える上でとても重要であり、本書はその技術について詳しく説明している。

ピラミッド構造

①主ポイントと補助ポイント間の縦の関係
   ・Q&Aの対話形式が分かりやすい
   ・下部ポイントは上部ポイントの説明
   ・主ポイントは直下部のポイントのみを特定していなければならない
②補助ポイント同士横の関係
   ・内容にかぶりがない
③導入部のストーリー展開
   ・「situation」「Complication」「Question」「Answer」というパターン
   ・過去の出来事、周知の事実は導入部に

演繹法と帰納法

・演繹法「A→B→Cだから結果」vs.帰納法「A→結果、B→結果、C→結果」
・一般的に、ピラミッドのキーラインは帰納的理由づけで構成するのがベター
・ただし、下部レベルにおいては、各ポイントが読み手に理解される場合、演繹的理由づ けは大変分かりやすい

グループ内の考えは論理的配置を

・時間の順序
   ・ポイントは3つ以内に。多いと関連性が薄れる
   ・プロセスやシステムを現わすステップのグループ化に
   ・イメージ化が因果関係を明確に
・構造の順序
   ・Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive
   ・読み手が地図を見るときのプロセスの順序に従え
・重要度の順序
   ・各ポイントの共通した特徴を定義、それを備えている度合の強いポイントから配    列

考えの要約

①白紙の主張は避ける
   ・「利益改善のためにこれら3つのことを行う」→「1月15日までに利益を1     0%向上するためにこれら3つのことを行う」
   ・下部グループのステップが最終結果をもたらすかチェックが可能に
②各結論に類似点を見つける
   ・各ポイントの文章が同じ種類の主部を論じている
   ・各ポイントの文章が同じ種類の述部(行動または目的・対象)を論じている
   ・各ポイントの文章が同じ種類の判断を意味している

所感

上記のポイントは本書の表面しかおさえていなく、また問題定義のフレームワークや診断フレームワーク、問題分析の構造化等、実践的な技術も詳細にわたり説明されているので、特にビジネスマンに本書の購入、精読を推奨したい。

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