最強「文章力上達」マニュアル 読者の興味を引きつけ、説得するには

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「超」文章法 (中公新書)

第1章 メッセージこそ重要だ

1 適切なメッセージは、ひと言でいえる

  • 書きたくてたまらないか?、盗まれたら怒り狂うか?
  • 「見たまま感じたまま」ではダメ。広いと浅くなる

2 見つけるには、考え抜くしかない

  • 対話の過程で見つかることも。自分自身との対話も必要。自分の専門分野で勝負する

3 「ためになるものか?」「面白いものか?」と何度も自問する

  • 読者が誰かを意識する。ただし、作者と読者の関心が一致しないことも多い

第2章 骨組みを作る(1)─── 内容面のプロット

論述文における具体的な方法

  • 「一つは二つ」。一つと思われてきたものが二つの面を持つことの発見
  • 「二つは一つ」。異なると思われているものが、実は一つの理論で説明できる

第3章 骨組みを作る(2)─── 形式面の構成

1 1500字の「短文」と1万5000字の「長文」が基本

  • 1500字 ─── 短文。新聞の論説や週刊誌の一頁エッセイ。試験の「長文読解」
  • 1万5000字 ─── 長文。本格的な論文

2 書き出しは、読者獲得のために大変重要

  • 脱兎文、ポーリンのクリフハンギング、竜頭文などがある
  • タイトルも重要。言い訳で始めない

3 終わりは重要。最後から読む人もいる

  • 読後の印象は、最後の箇所に依存する

第4章 筋力増強 ───説得力を強める

1 比喩を用いて、簡単かつ印象的に説明する

  • 人体は比喩に便利
  • 抽象概念に適切な命名をするのも、比喩の一種

2 具体例を示す

  • 数字を示すと、説得力が増す。日常的感覚で把握できる数字に直す

3 適切な引用により自説を守ってもらう

  • 内容が独り善がりでないことを示すために不可欠。
  • ただし、「キツネ文」(引用ばかりで中味が無い)や「出羽キツネ文」(〜ではこうだ)に陥らないよう注意

第5章 化粧する(1) ─── わかりにくい文章と闘う

1 主語と述語の関係を明確にする

(1)複文を簡単な構造の文に分解し、一文中の主語を二個以内に限定する
(2)漢語を用いて簡潔に
(3)余計なものは全て削る

2 文と文のつながりを明確にする

(1)接続詞で論理関係を明示する
(2)代名詞の使用を避ける。多用する概念には名前をつける

3 主張点と理由をはっきりさせ、全体の構造を明確にする

(1)見取り図で全体の構造を示す
(2)箇条書きで示す
(3)わき道にそれた箇所は脚注などで明示する

第6章 化粧する(2) ─── 100回でも推敲する

1 形式面のチェック

(1)タイトルは、内容を適切に表すものにする
(2)章・節・パラグラフの区切りを適切にし、小見出しを内容を表すものにする
(3)誤字脱字を根絶する。とくに、名前の誤字に注意
(4)読点を適切に打つ
(5)漢字・ひらがな・カタカナの比率を適正化する
(6)表記と用語を統一する

2 表現のチェック

(1)削れるだけ削る
(2)類似表現を避ける
(3)語尾の単調化を避ける。語尾で逃げない
(4)曖昧接続の「が」の多用を避ける
(5)使い古された表現、陳腐な表現、不快感を伴う表現、品位を下げる表現などを避ける

第7章 始めればできる

1 始めるのは難しい。重要な文章ほど、構えてしまう

2 PCだといくらでも直せる。「とりあえず捨てる作業」も容易にできる

3 対話をつづけ、文章を成長させる。メモをうまくとる

感想

わかりやすい文章ではあるものの、内容は高度でまとめるのは大変でしたw この本にもあるように「削れるだけ削る」を実践したつもりです。やはりまとめも難しいですね。ちょうど基本の「1500字、短文」にあたるので、文章の上達にはいい練習かも。

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