PART1 相手の中から答えを引き出す
・質問し、答えを受け取ったことを伝え、促し、相手のシャッターを上げる
・相手の話しを質問によって自分の中で「絵」になるまで具体化していく:チャンク・ダウン
・大きい質問をする前に、まず小さくて必ず答えられる質問からはじめる
・「なぜ」ではなく「なに」が相手を警戒させず答え易くする
・「ゆっくり考えて。黙っていますから」と伝えれば沈黙は怖くない
・答えは必ず相手の中にあるという信頼を持って待つ
・答えを教えるのではなく、自分で見つけさせる
・質問によって、相手の不満を提案に変えていく
・相手の立場に立って考えるには、相手に関する質問を自分自身に問いかける
・究極の質問で相手を追い込み、アイデアを引き出す
・具体的な行動まで決まったら、今度は抽象的な言葉にまとめる:チャンクアップ
望んでいる状態(目標)=現在の状態+行動
PART2 安心感と自信を与える
・「おはよう」の一言さえ関係をつくるチャンスにできる
・相手の言葉を繰り返すことで安心感を与える
・声のトーンや大きさ、タイミング、顔の表情を意識して相づちを打つ
・相手の言葉を聞いて感じたことを相手に伝えてみる
・相手のタイプに応じて接し方を変える
・自分と相手のタイプを知って、新しい接点を見つける
コントローラー・タイプ:行動的で自分が思った通りに物事を進めることを好む。
プロモーター・タイプ:自分のオリジナルなアイデアを大切にし、人と一緒に活気のあることをするのを好む。
アナライザー・タイプ:行動に際して多くの情報を集め、分析し、計画を立てる。
サポーター・タイプ:他人を援助するのを好み、協力関係を大事にする。
・自分のやりかたを相手に強要せず、相手の強みを見つける
・評価ではなく、相手について自分がどう感じたかをほめ言葉にする
・迷っているよりは、相手が何を欲しているか聞いてみる
PART3 未来への夢を抱かせる
・目標達成に向けて、「がんばれ」のかわりに目標に関する質問を沢山する
・質問によって相手の視点を変え、夢に気付かせる
・相手が価値を置いているものを見つけ、そこに向かわせる
・未来についてできるだけ具体的なイメージを描かせる
・これからする行動の仮定ではなく結果の「いいこと」をイメージさせる
・相手の気になっている問題について、30分間、話しをさせる
・理想の状態を10点満点として、今の状態を採点させる
・オリジナルのチェックリストをつくらせ、やる気を引き出す
PART4 新しい視点を与える
・具体的なストーリーを使って相手に伝える
・ただ「やれ」ではダメ。「なぜそれをやるのか」を説明する
・相手にノーという自由がある提案をする
PART5 自発的な行動を促す
・相手の行動の結果を聞き届ける
・失敗は成功の前提と考え、寛容になる
・最後に「必ずやってくださいね」とストレートにリクエストする
・相手をとにかく毎日褒め続けてみる
・エネルギーを補充する、人それぞれの方法を見つける
PART6 コーチの達人に向けて
・毎日、小さな目標を自分に課し、それを達成することで自信をつける
・違う誰かになりきって、周りの人に違う接し方をしてみる
・相手の中に答えはあると信じて最後まで問い続ける