くまモン2年目の勝負! 地元PRよりまずは自己PR

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くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)

地元PRより、自己PR

「まずは、くまモンの認知度を上げ、人気が出たくまモンを使って熊本を売り込むつもりです」

と言ってはいたものの、実は、その後の展望を具体的に描いていたわけではありません。このままでは、その場逃れの言い訳に過ぎなかったと言われかねません。なんとか目に見える成果を上げなければ、チームくまモンの存亡にも関わってきます。

くまモンも、2年目が、勝負ですので。まず、前年度にヒットした「くまモン名刺」をリニューアルすることは、ほとんど異論なく決まりました。一部には、 「熊本県の、バラマキ政策。(名刺だけど)って、批判されませんかね」との意見も出ましたが、即、却下です。

チームくまモンの誰しもが、チャリティーバザールで開催したオークションを思い出し、「新しいくまモン名刺のコンプリートを真っ先にネットオークションに出して、一攫千金を狙ってやる!」と密かに企んで、「いいんじゃない!」を連発していました。 「みんな、よからぬことを考えてるんじゃないよね」と、ニヤニヤしているメンバーの心を見透かしたように、リーダーが一喝します。

ゆるキャラから売るキャラへ

コピーライターの苦悩の日々が始まりました。

「今年は、昨年度の三二種類を超える三六種類の名刺を作ります!」

と、企画会社が勢いで言った提案を受諾したからです。平成二十二年度の三二種類は、確か印刷の紙面割りの都合で決定したはずでしたが、では平成二十三年度はどう紙面割りをすれば、三六種類が可能になったのか……未だに謎です。珠玉の作品の全てを紹介するのはウェブに譲るとして、くまモンが真っ先に目を留めたのは、ゆるキャラから売るキャラへ。

感想

こういった苦労を乗り越えたからこそくまモンはゆるキャラとして成功をしていったのです。中の人の細かい動きがわかるのでゆるキャラ運営には役立つ一冊です。ふなっしー!

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