日本の家電メーカーはこれからどうすればよいのか?~『日本式モノづくりの敗戦』

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日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか

ざっくり概要

・大手家電メーカーなど日本式モノづくり企業は、なぜ弱くなったのか、という問いに答える良書。

・著者は、経済学・ファイナンスが専門ながら、「超整理法」などのベストセラーなどでも有名な野口悠紀雄氏。メーカーの「ファブレス化」というキーワードをもとに本書を展開しています。

なぜ日本のメーカーはダメになってしまったのか

・日本のメーカーは「垂直統合型」であるから
 =つまり、「水平分業方式」へのモデルチェンジに失敗した
・アップルは、
   ‐ ①水平分業
   ‐ ②ファブレス化
により成長した

日本のメーカーがファブレス化できない理由

・日本の企業が「現場主義」を重視しすぎたこと
・利益の追求ではなく、「従業員共同体の維持」が目的になってしまっていること

日本のモノづくり復活のヒント

・日本のメーカーのアジア戦略を早急に改めるべき
アジア新興国のボリュームゾーン(中間層)をターゲットにする現在の戦略は下記2点から問題あり
   ‐ ①新興国のメーカーとの過当競争
   ‐ ②ターゲット層(中間層)の見誤り
・日本製品のブランド力が生きているうちに、EMSの力を借り高価格高利益を目指すべき

参考

(詳しい書評) http://book-ex.net/?p=2125

一通りの見方をインプットするには、とてもいい本だと思います。新しい意見などは少ないものの、論理展開もスムーズで読みやすい点が特徴です。メーカー関連の方だけではなく、基礎知識として多くのビジネスパーソンにお薦め。

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