憑物語の名言

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憑物語

 物語の3rdシーズンとして、主人公の阿良々木暦に、今までの無茶の清算を迫られることの説明となる巻で、今後は、今までの阿良々木を踏まえ、青春時代を乗り越える過程を描いていくことになりそうです。

あらすじみたいなもの

  • “頼むからひと思いに―人思いにやってくれ”少しずつ、だがしかし確実に「これまで目を瞑ってきたこと」を清算させられていく阿良々木暦。大学受験も差し迫った2月、ついに彼の身に起こった“見過ごすことのできない”変化とは…。「物語」は終わりへ向けて、憑かれたように走りはじめる―これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春に、別れの言葉はつきものだ。

名言

阿良々木暦:元吸血鬼だが、今はちょっぴり吸血鬼

  • 知っている範囲のことを、知っていると自覚することはできるーだが、知らない範囲のことを、知らないと、いつでもいかなる場合でも自覚できるわけではないということである。一例を挙げればフランス語を、僕は知らないと断言することができるー迷いなく断じられる。これは「知らない」ことを「知っている」状態だ。
  • 「ただ、結局、人間ってのはみんな、思いのほか口が軽いようでいて口が重い。ちゃんとしていない世の中を、ちゃんとしている風に見せられるくらいには。世の中を、世界をそれっぽくするくらいには」
  • 「世界は舞台じゃあない。それでも人は、物語性を重んじるものじゃないのかな?そう……、人はドラマを求めるだろう?まるで栄養でも求めるように。だがそのドラマがあまりに出来過ぎだと、わざとらしくて――気乗りしなくなる。八百長の試合でもさせられている気分になる。強要されたドラマほど、お寒いものはないだろう」

忍野忍:かつて暦を襲った吸血鬼のなれの果て

  • どんな存在も、どんな行為も、見てくれる奴がおらねば、空しいばかりじゃろう。 どんな英雄譚も、どんな怪異譚も、語らられることがなければ、それはないのも同じじゃろう

西尾維新:後書きにて

  • 大体にして、変わらないことと一貫することは別なので、そのへんは弁えたいものです。一冊目を書く時は一冊目を書くテンションで、十三冊目を書くときは十三冊目を書くときのテンションでありたいものです。そしてもちろん、シリーズ終焉へと向かう物語を書くときは、そういうテンションでありたい。

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