「分析とは何か」を丁寧に教えてくれる本

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意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (戦略ブレーンBOOKS)

分析とは何か

 ・物事の実態・本質を正しく理解するための作業

分析の基本

 ・大きさを考える
 ・分けて考える
 ・比較して考える
 ・時系列を考える
 そして、そのバリュエーションとして「バラツキを考える」・「プロセスを考える」・「ツ リーで考えるという工夫がある

大きさを考える

 大きさの程度(オーダーオブマグニチュード)
 全体としての意味合いをとらえるには、まず何よりも「大きさ」に対する正しい認識が不可 欠であり、そのうえで重要性・大きさに応じて手をつけるという考え方

分けて考える

「何のために、どのように分けるか」の工夫が重要
 分けて考えるための基本原則
 ・MECEに分ける
 ・マネジメント・インプリケーションを考えて分ける
 ・全体を把握して、検討対象を正しく位置づける

比較して考える

 比較をする際の基本原則
  1.できるだけ同じものを比較すること
  2.異なるものを比較するときは、意味がありかつ比較できる指標を探すこと
  3.似たもの同士を比較する場合も、同じ要素と異なる要素を正しく見分け異なる部分の影   響を勘案しつつ合理的な比較を心がける

変化/時系列を考える

 ・インプット・ストラテジー
  現在の状況をそのまま見るだけでなく、過去の打ち手と資源投入の歴史を通じて、全体   のインプット・ストラテジーを把握することが重要

バラツキを考える

 経営におけるバラツキの分析は
  ・現状をより正しく理解して意味を読み取る
  ・そのバラツキをいかに活かすか、どう利用出来るかを考える
  ・マネジメントとして、バラツキに対してどのような規律を持ち込むべきか考える
 バラツキ分析の意義
  ・バラツキの幅のうち、あってはならない状況を指摘して、これを阻止すること
  ・バラツキのなかから最も望ましいケースを見つけて、どのようにすればその望ましい状   態を全体に広げることができるか考えること

過程/プロセスを考える

 プロセスを追って因果律を検討することにより、問題の所在と解決の方法を明確に呈示す ることができる
 過程の分析の仕方
  ・フローアウト・アナリシス(流れ分析)
   一つの本流から発したモノや情報の流れも、川の分岐のように最後の受けてに至ま   でに、いろいろな経路をたどる、この全体像を仮定した概念図を用いて分析すること
  ・スループット・タイム  
   全行程を眺めて、通過するためにどれだけ時間がかかるか考えること

ツリーで考える

 状況に応じてツリーを使い分け、分析を補助する
 ・ロジック・ツリー:メッセージを裏付けるための論理構成
 ・イッシュー・ツリー:課題解決のための思考のフレームワーク
 ・業務ツリー:現状把握のフレームワーク
 ・デシジョン・ツリー:与えられた選択肢の検討/決断のためのフレームワーク

不確定/あやふやなものの考え方

 1.信頼性のレベルにより情報を分類する
 2.ロジックとフレームワークを活用する
 3.プロセスを活用する
 4.多数の意見の集約を図る

人の行動/ソフトの要素を考える

 人の行動を  
  ・人の行動、行為のレベル(現象)
  ・行動に直結する意識・判断・動機づけなど、表層に現れる精神活動のレベル 
  ・それらの背後にある資質・気質・能力などの個人の基礎的精神活動のレベル
 に整理し、データや情報を効果的に用いる

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