ピアニストとしての再誕。「四月は君の嘘(5)」の書評・感想

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四月は君の嘘(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

 宮園かをりに尻を蹴り飛ばされて出場した毎報新聞社主催の毎報音楽コンクールで、かつての天才少年ピアニストである有馬公生は、幼馴染の澤部椿や渡亮太、小学生時代のライバルであった相座武士や井川絵見が期待して見守る中、ついに演奏順を迎えた。最初の演奏曲は、人間メトロノームの異名のごとく無難に演奏したものの、次の演奏曲では亡くなった母親の幻影が現れ、音が聴こえなくなってしまった。
 次々と音がこぼれおち、ショパンの原曲とは似ても似つかない荒っぽい演奏に、有馬公生を神聖視していた相座武士は失望の色を隠せなくなっていく。だが、未だ、他の誰も知らない有馬公生の復活を願う井川絵見と、そして宮園かをりが期待を込めて見つめる中、一度演奏を中断した有馬公生は、自分がピアノを演奏する理由を見出し再誕するのだった。

感想

 演奏が終わり、有馬公生の母親の友人であったピアニストの瀬戸紘子が娘の小春を連れて登場。公生がピアニストとしての道を歩むきっかけとなった出来事が描かれる。そして、藤和音楽コンクールのガラコンサートに主催者招待枠で出場することになった宮園かをりの伴奏者に指名された有馬公生は、何やらいわくのあるクライスラー「愛の悲しみ」を練習することになる。

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