ホンダ経営者「本田宗一郎」の名言

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やりたいことをやれ

まず第一歩を

人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。ちゅうちょして立ち止っていては駄目である。なぜなら、そこにどんな障害があろうと、足を踏み込んではじめて知れるからだ。失敗は、その一歩の踏み込みだと思う。前進への足跡だと思う。

わが国には「サルも木から落ちる」という言葉がある。慢心とか油断へのいましめである。心のゆるみだが、このための失敗には、本田宗一郎は寛容の心を持ち合わさない。なぜかといえば人間に許される失敗は、進歩向上をめざすモーションが生んだものだけに限るのだと思うからだ。しかし、本田宗一郎は猿が新しい木登り技術を学ぶために、ある試みをして落ちるなら、これは尊い経験として奨励したい。

平凡なことを忘れない

徳をもつとか人に好かれるということはきわめて平凡だが、人間として最も基本的なことではないだろうか。その平凡で基本的なことを忘れて、学問とか技術とか商売上手といった手段、方法ばかり追い求めているところに、現代の混沌とした世相が生まれているのだと思う。

本田宗一郎のように、年中学校をサボり、機械いじりに熱中していた人間がともかくも今日までやってこれたのは、この平凡なことを本田宗一郎なりに身につけていたからだと思っている。本田宗一郎がもし、あえて自分のすぐれた点を探すとすれば、他の人の立場、気持ちを考えて仕事を進めたこと、そして多くの人にかわいがられ、協力してもらえたことではないだろうか。

料理屋には

本田宗一郎はときに一人で知らない店へ飲みにいくことがあるが、そうするといろんなことが観察できる。店構えとか、サービスとか、女中さんの訓練とか、料理屋には人間的なものがいっぱいあるんだな。料理屋へいくのは、うまい料理を食いにいくんじゃないんです。むしろ、そういうものに触れたいんだ。  この店はこれじゃだめだとか、もっと繁盛するだろうとか、お茶の出し方ひとつ、あいさつの仕方ひとつで分るんですよ。灰皿の置き方にしたって、「あ、これは親切だな」と思ったりしてね。そういうことを発見するのがとても楽しみなんです。本田宗一郎はいつも探求心が旺盛だからね。

思想が行動の正否を決める

行動にはつねに動機があり、目的がある。動機が正義であり、目的が善であって、その行動だけが悪だということは、人間にはありえない。行動を生む動機とか目的は、その人間の思想が組み立てるものだ。思想が正しくなければ、正しい行動は生まれない。何をするかより、何を考えているかが重要なのである。行動という刃物が、利器となるか、凶器となるかは、その行動を支える思想あるいは理論が正しいか、正しくないかによって決るのだと思う。

感想

本田宗一郎さんの印象が変わります。短くまとめられているので読みやすい本です。

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