走れ、アオヤマ君!ペンギン・ハイウェイのあらすじ・名言

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ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

あらすじ

ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。
毎日きちんとノートをとるし、たくさん本を読むからだ。
ある日、僕が住む郊外の町に、突然ペンギンたちが現れた。
このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知った僕は、その謎を研究することにした。
少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。
第31回日本SF大賞受賞作。

お気に入りの文章

「ぼくらはよく脳を使って研究しなくてはいけないな……」

パラソルが作る日陰は、世界の日陰というものの中で最もステキなものの一つであることをぼくは知った。

「新しく知ったことや、思いついたことなら、なんでもいいんだ」 ハマモトさんが自分のノートを宝物みたいに掲げて、「面白いと思うことを書けばいいと思うよ」と言った。ウチダ君は考えながら「僕もいつか自分のノートを持つことにしよう」と言った。

「おまえ、ホントしつこいな!」「ぼく、は、しつ、こい」

「きっとみんないらいらするから、おいしいお菓子を買っておいたほうがいい」

「大きな紙に関係のあることを全部メモしなさい。不思議に思うことや、発見した小さなことをね。大事なことは、紙は一枚にすること。それから、できるだけ小さな字で書くこと」「どうして小さな字で書くの?」「大事なことが全部ひと目で見られるようにだよ。そのようにして何度も何度も眺める。どのメモとどのメモに関係があるのか、色々な組み合わせを頭のなかで考える。ずっと考える。ごはんを食べるときも、歩いている時も。書いたメモが頭のなかでいつも自由に飛び回るようになる。そうしたら、毎日よく眠る」「そうすればわかる?」「あるときいろいろなものが突然つながる時が来るよ。一つのメモがもう一つのメモに繋がって、そこにまた別のメモが吸い寄せられてくる。そして、エウレカだ」「それでもわからないときは?」「そういう時は、わかるまで遊んでいればいいさ。遊ぶほうがいい時もあるんだよ」

「じゃあ、僕はやってみよう」

萩尾望都さんの解説より

最後のページを読んだ時、アオヤマくんとこの本を抱きしめたくなる。
アオヤマ君、君は僕は泣かないのですと言うけど、私は泣きます。

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