ベテランでも全て実践できている人は少ない仕事に対する50の心構えを紹介!入社1年目の教科書

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入社1年目の教科書

はじめに

入社3年目の私が「入社1年目の教科書」を読みました。

76年生まれで「ライフネット生命保険株式会社」の副社長を勤める岩瀬大輔氏が、社会人1年生を対象に、(でもベテランでも全て実践できている人は本当に少ない)仕事に対する心構えを50項目紹介しています。

本書の特徴

仕事に対する姿勢に加えて社会人の勉強法から人間関係までがカバーされています。

そうしたトピックの中でも特に、

  • 仕事上のコミュニケーション
(上司や先輩の意図と自分の理解にずれはないか、仕事上の質問や相談の作法など)
  • 情報を得ること、勉強法
(「世界史を学ぶより塩の歴史」「新聞は紙で」など)

が丁寧に扱われている気がします。

印象に残った箇所

「おわりに」のエピソードが印象的でした。岩瀬氏のもとに、テレビの討論番組への出演依頼が舞いこんできます。決して詳しくはないテーマで、しかも準備期間はたった5日ですが、岩瀬氏は二つ返事で承諾します。

その5日間の準備の徹底っぷり、活用したリソース、情報提供者と会う時の姿勢。岩瀬氏の並々ならぬ姿勢がうかがえる、迫力あるエピソードです。そしてこのエピソードに含まれる仕事のエッセンスは、本書中にちりばめられています。この章を読んでから本文を読むと、理解が深まるように思います。

濫読よりじっくり

岩瀬氏は本書で、「濫読」するより一冊の本をじっくり読み込み、一つでも学びを得られた方がよいと述べています。

なので私も、本書の中で特に徹底して守りたいアドバイスを2つ選びました。

1 世界の動きに常に目を向けろ ~ 勉強不足で面会相手と話が通じなければ次のチャンスはない

情けないですが、勉強不足で話が通じなかったことが、これまでどれだけあったことか・・・。

当たり前の事ですが、知識もあり、世の中の動きについて自分の考えを持っている人は、日々努力して情報を取り込んでいるのだと改めて気付かされました。

「話が通じなかったけどうまくごまかせたからいいや」等と済ませるのではなく、「これは勉強不足のせいだ。話が通じないというのは致命的なことなのだ。」と自覚し、勉強へのモチベーションにつなげることができるかどうかが重要だと感じました。

2 メールは24時間以内に返信

これも、ぎくりとしました。特に、自分が「お客」の立場で相手と接している時やプライベートでのメールなど、ついつい返信が遅くなってしまうこともしばしば。

「予定がわかってから返信」ではなく「予定を確認して折り返し連絡します」とひとまず連絡を入れなど、相手を安心させる心遣い、重要ですよね。

仕事選び

仕事選びにおいては、「何をやるかより誰とやるか」が重要で、「つまらない仕事はない」と岩瀬氏は指摘します。「どのような仕事からも学べるし、どのような仕事も面白くできる」という姿勢は、入社間もない私たちがぜひ身につけなければいけない姿勢だと思います。

とは言えやはり、「とても面白い仕事」と「心の持ち方を工夫すれば面白さを見出せる仕事」があるのは確かだと思います。

・・・もちろん、その区別について論じるべきは、「社会人1年目の教科書」ではなく、「マイナス1年生(就活生)の教科書」だと思いますが。

「議事録」などの一見地味な「素振り」の仕事にいかに多くの宝が隠されているか、岩瀬氏は繰り返し説いています。岩瀬氏が実際に「カバン持ち」の経験から多くを学び取ったエピソードにははっとします。

ただ同時に、「素振り」の先に何が待っているのかも重要だと私は思います。野球が好きならサックスの基礎練習に明け暮れるより素振りの練習をしていた方がよいわけで。

まず「誰とやるか」と同時に「何をやるか」を真剣に考える。納得いく仕事を選んだら後は、地味な仕事も全て糧にするつもりで取り組む。そんな風に仕事と向き合えたら、本当に幸せだと思います。

おわりに

本書を読んだ岩瀬氏の印象は、とにかくフットワークが軽く、まめにコミュニケーションをとる人。一人でもんもんと悩むより、上司やその分野に詳しい人からのフィードバックを最大限活用して、より良いものへと仕上げていくことができる人です。

もちろん白紙の状態でアドバイスを得ようとするのではなく、自分で手と頭を動かした結果(本書の言葉を借りれば「50点」の出来栄えの仕事)を持っていくことができる人です。

その仕事スタイルがもつ威力は、「おわりに」のエピソードや現在の岩瀬氏の経歴が証明する通り。

「ほどほどでゆっくり暮らしていければいいや」という人にはあまり得るものはないかも知れませんが、「仕事を通じて成長したい」人なら何かしら「明日から実践したい」アドバイスに出会えると思います。

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