ろくべえまってろよの絵本ストーリー

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ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

 犬のろくべえが深い穴に落ちてしまいました。穴をのぞく子どもたちにろくべえの鳴き声は届きますが、穴の中は暗くてろくべえの姿は見えません。みつおくんが家から懐中電灯を持ってきて穴の中を照らすと、上を向いて鳴いているろくべえが見えました。「ろくべえ。がんばれ」。子どもたちはみんな口々に言いました。

 みんなでお母さんを呼んできましたが、お母さんたちは「男でなくちゃ無理よ」と助けてくれません。お父さんたちはまだ仕事でいないので、「ぼくが降りていく」とかんちゃんが言い出しました。しかし、かんちゃんのお母さんは、深い穴の底はガスがたまっていて吸うと死ぬこともあるから危ないと言って許してくれません。早く助けないとろくべえが死んでしまうーーみんなは心配になりました。しかし、お母さんたちはがやがや言いながら帰ってしまいました。

 ろくべえはまるくなって呼びかけても目を少しあげるだけ。子どもたちはろくべえを励まそうと声をかけたり歌を歌ったりしました。ろくべえが好きなしゃぼんだまを吹いてみても、ろくべえはぴくりともしません。どうしようと子どもたちが焦り始めたとき、かんちゃんが「みすずちゃんの犬のクッキーをかごの中に入れておろしたらどうか」と提案しました。クッキーはろくべえの恋人なのです。

 早速、クッキーを連れてきてかごで降ろしました。そろり、そろり。ぐらっ。危ない場面もあったものの、やっと底につきました。が、クッキーがかごからぴょいと飛び出て、ろくべえとじゃれあってしまいました。「どうしよう、二匹とも帰れなくなる」と思ったら、クッキーがまたかごに入りました。クッキーを追いかけていたろくべえもかごにぴょんと飛び乗りました。そら、いまだ。みんな大喜びでロープを引き、無事二匹とも子どもたちのもとに戻ってきました。

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