絵から学ぶ世界史!

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怖い絵

作品1
ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
バレエとパトロンと踊り子。その昔、バレエは、オペラの添え物で一段格下とされていた。
作品2
ティントレット「受胎告知」
必須三点は、大天使ガブリエル、聖母マリア、精霊の鳩。
作品3
ムンク「思春期」
少女の身体の変化に怯えている様子がうかがえる。ムンクは、心身の健康をとりもどしたあと、秀逸な作品を残していない。
作品4
クノップフ「見捨てられた街」
小説「死都ブリュージュ」に影響されこの絵を描いた。ブリュージュは、自身と溺愛していた妹の出生地である。
作品5
プロンツィーノ「愛の寓意」
いくつもの謎をまとった作品。キューピードと、ヴィーナス母子。アブノーマルな愛。
作品6
ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
ヨーロッパでのかささぎは、「死」などの象徴で最悪である。この絵の時代は、宗教改革の真っ只中で、異端にする密告が日常となっていた。
作品7
ルドン「キュクロプス」
ギリシャ神話の単眼の醜い巨人キュクロプスの中のひとり、ポリュペモス。恋人のいるガラティアに恋し、物陰からじっと見つめるシーン。ルドンが母に生後すぐに里子に出された自身の悲しい過去を重ねているとも思われる。
作品8
ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
フィレンツェの富豪プッチが新婚の息子へのプレゼントした、四枚一組の作品。ボッカチオの「デカメロン」ダンテの「神曲」をもじって、「人曲」とよばれた人気小説の五日目第八話。
作品9
ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
サトゥルヌスは、父を殺し、神々の上に君臨する。そして、父ウラヌスの予言「おまえもまた自分の子どもに殺される」という言葉に怯え、我が子を次々に自分の腹に。予言通り六番目の息子ゼウスに殺される。 ゴヤが謎の病気で聴力を失った後の作品。
作品10
アルテミジア・ジェンティレスキ
「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
旧約聖書外伝より。アッシリアの将軍ホロフェルネス軍に降伏真近、美しい寡婦ユーディトが自らの魅力でホロフェルネスを惑わし彼の首を切断して町へ持ち帰った。アルテミジアは、自らの受けたレイプ事件を重ねあわされることが多い。
作品11
ホルバイン「ヘンリー八世像」
エリザベス一世の父であり、六人の妻のうち、二人までも断頭台へ送ったことで知られるイングランド王の40代半ばの全身像。
作品12
ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」
1650年に作成された絵をもとに、1953年に作成。ふさわしくない高位へ政治力でのし上がった、私利私欲にまみれたと言われた教皇。
作品13
ホガース「グラハム家の子どもたち」
イギリス最初の大画家、イギリス漫画の始祖。イギリス的で、大衆の毒を含んだユーモアと風刺精神を絵に込めた。
作品14
タヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
時代の権力者に媚び諂うことで、生き抜いてきた、画家。彼が、マリーアントワネットが処刑される前に市内引き回しにあった際に描かれたもの。
作品15
グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
中世三大疫病の、ひとつ聖アントニウス病を患った人々が救いを求めてやって、来たのがイーゼンハイムにある、聖アントニウス修道会。そこの祭壇画である。
作品16
ジョルジョーネ「老婆の肖像」
中世はもとより、ルネッサンスでは、老い、とくに、男性より女性の老いに対しての否定的であった。
作品17
レーピン「イワン雷帝とその息子」
ツァーリ、イワン雷帝が皇太子を誤殺する場面。レーピンは、ツァーリに支配されるロシアの現実に果敢に抗議するのを芸術の目的としていた。共産主義へと変わっていったが、結局フィンランドへ亡命する。
作品18
コレッジョ「ガニュメデスの誘惑」
ガニュメデスはトロイの王トロスの息子で羊飼い。類いまれな美しさゆえに、鷲に変身したユピテル(ゼウス)が誘拐し、オリュンポスで神々の酒ネクトルを注ぐ酌童にしたらしい。少年愛、同性愛
作品19
ジェリコー「メデュース号の筏」
ルイ18世の時代におこった事件。高級官僚は、救命ボートで、残された147人が幅9m長さ20mの筏に取り残される。
作品20
ラ・トゥール「いかさま師」
表紙になっている作品。少年が、娼婦に馴染みの賭博場に連れて蟻地獄に入る前の状態と見て取れる。

感想

一つの絵から、様々な時代背景が読み取れるので楽しく世界史が学べます。私も受験生の時にこの本に出会えていたらもっと、楽しく覚えることができたのにと後悔。息子が高校生になったらすすめてみようと思います。

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  • 中野京子

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