現代医療に警鐘を鳴らす一冊
心得1 「とりあえず病院へ行け」は医者のおいしいお客様
日本の医者は一日の患者数40人〜50人 欧米からは「クレイジー」と揶揄されるぐらい多い。
心得7 がんほど誤診の多い病気はない
がんもどきが多いので、きちんと検査しても誤診は出る。
腫瘍を取り出す病理検査をしなければわからない。
血液検査でわかることはない。
心得13 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな
抗生物質はウィルスには全く効かない。逆に耐性菌などのやっかいな問題を起こす。
心得24 断食、野菜ジュース、免疫療法…医者たちの「がん詐欺」に注意
免疫療法には根本的矛盾が。がん細胞は正常細胞がちょっと変わったもの。
体内のタンパク質を使って育った「自分自身」だから免疫細胞には異物と認識できない。
心得27 体重、コレステロールを「減らさない」健康法を選ぶ
食事療法はたいてい「摂取カロリーを減らす」「肉を食べない」「玄米と野菜しか食べない」などないない尽くしで一気にやせる。身体の抵抗力がガクッと落ちてがん細胞が増殖する可能性あり。
心得34 24時前後にどっぷり眠る「超」早寝早起きのすすめ
24時前後に睡眠中、新陳代謝を促すホルモンが分泌される。
早起きを続けると脳を有効に使う快感に目覚め、時間をムダにしなくなる。
そして時間的にも余裕が生まれて心の余裕にもつながります。
感想
菊池寛賞を受賞した、現代の医療に警鐘を鳴らす一冊です。
この本を読んで、医者との付き合い方を考えさせられました。
ただ、本に書いてあること全てを信じるのではなく、自分が最良の判断をするための参考材料として読んでみてほしい本です。
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