無駄な考えを辞めることで、穏やかな幸せが得られる

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考えない練習 (小学館文庫)

 無駄なエネルギーを使わない思考、その時に最も適切な必要最小限のことだけを考えて、どうすれば無駄な思考や空回りする思考を排除できるかという視線で考える本。巷で流行っている考えよう!という本と対極で面白い。

思考を最小限に留め、現実を楽しもう!

思考は量でなくて、最小限が良い

  • 無駄なエネルギーを使わない思考、その時に最も適切な必要最小限のことだけを考えて、どうすれば無駄な思考や空回りする思考を排除できるか、さらには、どうれば煩悩を克服できるかが、仏道のスタートであり、ゴールでもあるのです。

思考に囚われることで、現実を失ってしまう。

  • 思考という、現実そのものに直結しない妄想に耽った報いとして、実感がスカスカになり、幸福感が損なわれるのです。多くの方が年を取るにつれ「最近は年月が早くすぎてゆきますからねえ」という話をするようになる元凶は、現実の五感の情報を、過去から後生大事に蓄積してきた思考のノイズによってかき消してしまうことに他なりません。

穏やかになれる物事の見方

① 「ムカつく!」をひとつの見方として受け入れる

  • あくまでも、ひとつの見方や意見として、いまこの「ムカつく!」が持ち上がってきているだけなのだなと自己認識することです。そしてそんな己の感情を見つめて、それをそのまま受け入れる。

② 第三者の視点で条件反射を防ぐ

  • 第三者の視点で切り離したうえで、肯定も否定もせず受け入れるという離れ業を使って、反射反応を起こしてしまうのを食い止めるのです。

③ 落ち着いてから、心に言い聞かせ、クリアな意識に持っていく。

  • 二度三度、同じ言葉を念じて、「〇〇と思っているだけなのだな」と心に言い聞かせると、自分の心を客観視することができます。すると思考の暴走がカギカッコにくくられて静まり、クリアな意識状態になるでしょう。

普段の生活で心がけたいこと

買いものは、投資と見誤らず、必要なものを買う

  • 買いものには投資という側面もあります。本当に好ましいと思えるものをきちんと選んで、それを作ってくれている人たちにお金を回すという心持ちで買いものを行っていると、自分はきちんとした形でお金を使っているなと心から満足できることでしょう。 「安いから買う」でも「ほしいから買う」でもなく、「必要なものだから高くても買う」「本当に必要なものを少なく買う」という姿勢を貫いていれば、欲にまみれず、良い心持ちで生活し続けることができるのです。

心配というのは、わがままな趣味

  • 自分が心配したいから心配する。一般には、自分が不安定な人ほど他人の心配をしすぎる傾向があるのですが、それは自分のぐらつきから目をそらすことができるからです。かわいそうなのはこの人であって、自分ではない。たいへんそうなのはこの人であって、自分ではない。人を心配することによって自分の不安から目をそらすことができます。

誠実な言い訳をするための条件

  • 「自分の言葉や行動が原因で、相手に苦が生じてしまっているのが明らかな場合」
  • 「嘘のない言い訳を相手に伝えることにより、相手が楽になることが確かな場合」

ただし、一回一回、相手の性格やその際の感情を吟味しながら、注意深く選ぶべきものあることを意識!

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