稲盛和夫の「生き方」5つのポイント

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生き方―人間として一番大切なこと

まえがき

本書は京セラやDDIなど日本を代表するビッグベンチャーを育て上げた
稲盛氏が人間の「生き方」とは何か?を書き上げたものである。

人生の方程式とは、
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 であり、この考え方次第で人生は変わる。

考え方とは言い換えれば、理念や哲学であり、これのベースは人間として何が正しいか
ということである。人間として正しい生き方を志し、ひたすら貫きとおすことが私たちに
求められていることである。

第一章 思いを実現させる

■人生の法則
求めたものだけが手に入るという人生の法則がある。
寝ても覚めても強烈に思い続ける。

■プロセス
思う→計画・準備→実行
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
潜在意識に透徹するほど思い続ける。そうするとそれが問題意識となり、何気ない
日常生活からもヒントが得られるようになる。例えばリンゴが木から落ちるのを
見た人はたくさんいたのに、万有引力に気づいたのはニュートンだけである。夢を
描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力することが必要である。

第二章 原理原則から考える

■判断基準

人間として何が正しいのかが判断基準になる。
人生の様々な局面で迷い、悩み、苦しみ、困ったときに
そのような原理原則がどの道を選び、どう行動すればいいのか
という判断基準になる。

第三章 心を磨き、高める

■謙虚という美徳の本質
どのように優れた能力も、それが生み出した成果も、私に属し
ながら私のものではない。才能や手柄を私有、独占することなく、
それを人様や社会のために使う。己の才を「公」に向けて使うこと
を第一義とし、「私」のために使うのは第二義とする。
大企業のトップや官僚など優れた才能に恵まれた人たちの不祥事や
汚職が絶えないのは、才を私有化し、公の利ではなく私利私欲に
発揮したからである。これらは人生の方程式の考え方が間違って
いたためである。

■心を高めるとは
心を高めるとは、生まれた時よりも少しでも美しい心になって死んでいくこと。
身勝手で感情的な自我が抑えらられ、心に安らぎを覚え、優しい思いやりの心が
芽生え、利他の心が生まれるような状態のことである。

■心を磨くための6つの精進

1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝
5.全行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない

第四章 利他の心で生きる

■利他とは
利他とは人間が持つ自然な心の働きである。例えば、子供に
おいしいものを食べさせたい、家族を幸せにしたいといった
周囲を思いやる小さな心がけがすでに利他行である。
こうしたつつましく、ささやかな利他行がやがて社会のため、
国のため、世界のためといった大きな利他へとなって行く。

■利他に徹すれば物事を見る視野も広がる

例えば、自社だけが儲かればいいと考えるのではなく、取引先、
さらには消費者、株主、地域にも貢献すべく経営する。
そうすると自然に広い視野を持つことができ、周囲の事象を客観的
に判断できるようになり、失敗も回避できるようになる。

■成長から成熟へ
これまでもっと楽したいとか、もっと儲けたいとう欲望が文明を築き
上げる動機になってきたが、これからはもっと他人を幸せにしたい、
社会を良くしたいというのが動機になる。

第五章 宇宙の流れを調和する

■見えざる大きな2つの力
人生には2つの「見えざる手」がある。それは「運命」、もうひとつが
「因果応報の法則」である。運命は宿命ではなく、因果応報の法則で
変えられる。人として正しい行いをしていれば例え結果がすぐにで
なくても、長いスパンでは必ず報われる。

■森羅万象、宇宙の流れ

善因善果、悪因悪果それが天の理。不変の宇宙の法則

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