インデックス・ファンドの時代

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インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

 コストが低くリターンが高い積極運用の手段としてアメリカで注目を集めるインデックス・ファンドを紹介する本。そのインデックス・ファンドの良さを、様々なデータで説明していて、納得できるないようだったので、まとめてみました。

長期投資の原則

まず投資しよう!

  • 最も大きなリスクは、短期の価格変動リスクでなく、豊富なりタンが得られる長期投資に資金を投入する機会を逸するリスクである。

時間は味方

  • 福利運用の効果を得るにもなるべく長い時間投資をしよう

簡単な計算

  • 投資では、リターンよりもコスト(販売手数料、アドバイス料、取引コスト)に着目しよう。コストが低いほど有利である。

単純であれ

  • 投資の基本は単純さであり、コストの低さが考慮されたバランスの良さが重要である。

完走すべし

  • 狼狽することなく、一度決めたプログラムを守り抜くことが、最も重要な投資の知恵である。

コストが投資の勝敗を分ける

勝ち続けられる投資家はいない

  • 統計上、勝ち続けられる投資家はいない

市場平均を低コストで求めるのが良い

  • リターンを得るのは難しいが、コストを減らすのは比較的容易。
  • 市場平均を低コストで実現できるのが、インデックスファンドである事が多い。

インデックスファンドの選び方

低コストのファンド

  • 安定して高リターンを上げられるファンドは少ない
  • コストが低いファンドを選ぶ事が、利益に繋がる

専門サービスの追加コストを吟味せよ

  • 儲かる情報を教えてくれるサービスなどない
  • 掛けたコストほど、リターンを得るのは難しい

過去のパフォーマンスを過大評価しない

  • 経費の高いファンドは、利益で平均を下回る事が多い
  • 今利益を上げていても、長期的に見ると、いずれ平均を下回る事が多い。

一貫性とリスクの判断に過去のパフォーマンスを活用すべし

  • ファンドの行動を判断するのに、過去のパフォーマンスを参考にする。

資産規模に注意すべし

  • 大きすぎるファンドは、優秀なマネージャを確保しにくい

多くのファンドを持つべからず

  • 多くのファンドを持ったとしても、リスク分散にはさほど繋がらない上に、コストが上がる。

オマケ

昔から資産配分戦略は重要だった。

  • タルムード(ユダヤ教の法典)は「富は常に3分法で保有すべし。すなわち3分の1を土地に、3分の1を商品に、残る3分の1をキャッシュで持て」という、単純な資産配分戦略を規定している。

お金が出来るまでは、投資よりも人間として成長が重要という考えもある。

  • 若い勤労者の将来の労働に対する現在価値を考慮すると、投資の重要性は過小評価されることになる。いわば「ポートフォリオの最大の資産は私自身である」ということになる。「人生において、相対的に小さな金融資産を蓄積することに重点を置くよりも、莫大な人的資本を最大化することに努めたほうがよいのではないか」「人的資本の価値も株式も株式市場の価値もともにアメリカ経済の成長に大きく左右されるわけであるから、両者は強い相関関係を持っているのではないか」

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