アメリカから学ぶ、中流層没落の現状

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誰が中流を殺すのか アメリカが第三世界に堕ちる日

 アメリカの崩壊がとまらない。まじめに働く中流が見捨てられ、家も、仕事も奪われる「悪夢」。本書は、そうした現状とその対策をまとめた本で、日本にも通じる部分があったので、まとめてみました。
 

哀れなアメリカ中流層の現状

窒息させられる中間層

  • 毎月12万以上の世帯が破産。
  • アメリカ人の5人に1人が失業中か、不完全雇用の状態。

アメリカ経済の金融化

  • 金融業の拡大によって、製造業の雇用が減少。
  • リーマンショックの直前には、利益の41%を金融業が上げていた。

国の債務が増加

  • 国防費の増大。

誰がアメリカンドリームを潰したか

民主主義から、ロビイストへ

  • ロビイストの活動によって、1人1票という民主主義の基本原理をないがしろにしつつある

ロビイストの暗躍

  • 2002年から09年に向けて、ロビイストの活動費が2倍となり、35億ドル用いられている。
  • 様々な利益団体がロビイストを使って、団体に有利な政策を導こうとしている。

中流層のためのロビイストはいない

  • ロビイストを持たない中流層は、自分たちに必要な雇用や年金などの政策を実施してもらえない。

著者が考えるその対策

ソーシャルメディア活用

  • 政府と市民が語り合う場を作る
  • 既存メディアに変わって、ソーシャルメディアが重要情報を流す。

大手銀行対策

  • 大手銀行は、社会的に影響力が大きすぎて、不正をしても潰しにくくなった。
  • 銀行業務と証券業務を分ける
  • 預金を引き上げ、地元の銀行や信用組合に移す
  • 金融商品の規制を行う
  • 感想

    現状が苦しいという状況は伝わってくるけど、どう解決していくのかが難しいように思えました。

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