老いの才覚を得るために意識したいこと

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老いの才覚 (ベスト新書)

 いい老い方をするための指南書。超高齢化社会を迎え、自立した老人=老いる力を持つことのを訴えていて、老いの才覚がどういうものなのか分かって、少しずつ、理想に近づけたらなーって思いました。
 

老いの才覚を得るために意識したいこと

老いる事を意識して、備えよう。

  • 人はいきなり老年になるわけではありません。長い年月の末に到達するのですから、老後の暮らしに備えて、貯蓄はしておくべきでしょう。今の日本人の間違いは、古くから「備えあれば憂いなし」と言われているのに、備えもしない人が、かなり増えたことだと思います。

老いるうちに、分からないものが出てくるのは当たり前。受け入れよう。

  • 何もかもわかろうとするのは、思い上がりのような気がします。「為せば成る」という人もいるけれど、それも思い上がりです。世の中には、どんなに努力しても報われないことがいくらでもあります。思い通りにならないことだらけです。長く生きてくれば、それがわからないはずはないでしょう。

孤独に耐えよう

  • 老年の仕事は、一口で言えば、孤独に耐えること。そして、孤独だけがもたらす時間の中で自分を発見する。自分はどういう人間で、どういうふうに生きて、それにどういう意味があったのか。それを発見して死ぬのが、人生の目的のような気もします。

孤独を補う一人遊びのススメ

  • 年をとると、一緒に遊べる友達がだんだん減っていきますから、早いうちに1人で遊ぶ癖をつけておいたほうがいいと思います。例えば、毎日料理することと、時々旅をすることなどをして、精神を錆びつかせないようにした方がいいでしょう。

自分の経験を過信しないようにしよう

  • 通常、年を重ねた人は、世間の事柄を分析することと、その奥にある密かな理由を推測することに長けてきます。だから簡単には怒れなくなる。しかし最近、分別盛りの中年や世故に長けたはずの老年の中にも、すぐ怒る人が増えてきたような気がしてなりません。そういう年寄りは、たぶん自分の立場や見方だけに絶大な信用をおく幼児性が残っているのでしょう。

得ているものを大切に出来る、いい老い方をしよう

  • 老人にも大きく分けて二つの生き方がある、と私はよく思う。得られなかったものや失ったものだけを数えて落ち込んでいる人と、幸いにももらったものを大切に数え上げている人がいます。さまざまなものを失っていく晩年こそ、自分の得ているもので幸福を創り出す才覚が必要だと思います。
  • 感想

    理想的な老人像だとは思うけど、ストイックになり過ぎないようにもしたいと思った。

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