サポーターが知っておきたい、審判目線4選

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審判目線 面白くてクセになるサッカー観戦術

 サッカーを観戦する際に、深く試合を理解しようと思うと、審判目線も持てることが重要なわけですが、本書から、審判目線のネタを4つピックアップして紹介します。

サポーターが知っておきたい、審判目線4選

審判の判定の難しいこと

  • 繰り返しの反則によるカードの難しさ。繰り返しであることは、観客は良く見ていないと判断できないことも多い。
  • ハンドの解釈について。どこまでを故意とするか。意図的なもの以外にも、ボールが来ることを予想できる場合は、意図的でなくてもハンドにするべきか?
  • アドバンテージは、どういう判定をすれば有利になるかを判定するのが難しい。特に、カードが絡むと難しくなる。
  • 日本と世界の判定基準の違いについて。判定基準の違いが出るのは文化的な面があることがあるのでしょうがない部分もあるが、世界基準に向けてどうしていくか?

一つ一つのジャッジより、信頼関係

  • 若いレフェリーによくある課題として、一生懸命走り、一つ一つの判定は正しいにもかかわらず、選手マネジメントが上手くできず、結果としてゲームが壊れてしまうということがある。 その一方、経験のあるレフェリーは1試合の中でいくつか判断ミスを犯しても、選手対応が上手いため、信頼関係を築くことができ、多少のミスは選手も受け入れ、ゲームコントロールがスムーズに行く場合もある。

選手同士が対立した際の対応策

  • 選手同士が対立しているときの対応策として、「まずは選手同士を分離させること。選手2人が対立している場合は、笛を吹くなり、選手に触れるなり、どんな方法でもいいから、選手の注意を引く。選手間の注意を削ぎ、選手2人の対立を、自分を含めた『三角形』の関係にする」ことが重要とのこと

日本の無線システムの導入の問題

  • FIFAで用いられている無線システムの電波は、日本で携帯電話に割り与えられている周波数を使うことや出力が大きいことなどから、日本の電波法をクリアできない。もちろん、日本にも他の周波数を使いながら、主審、副審、第4の審判員間で自由に会話できる無線システムはある。しかし、その出力は小さく、105メートル×68メートルのフィールドをカバーできない。
  • 感想

    サッカーの試合中に、審判が判定をする際、どこを見て、何を考えているかについて書かれた本。審判の判定を、試合のケースを例に、図付きで説明しているため分かりやすい。
    その例をもとに、審判の判定の仕方を知ることによって、サッカー観戦をするときに、より深く試合の流れを理解できると思った。
    また、プレーの判定以外にも、ゴールラインテクノロジと6人審判制、審判の教育、ワールドカップに出場する審判の選出方法等も書かれている。

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