外国語の習得を容易にするコツ! 外国語上達法

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外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

外国語の習得にはその習得を容易にするコツがあり、まずそのコツを知ることが大切である。

・覚えたことを忘れることを恐れてはいけない。

目的と目標

1. 語学の習得の時には、お金以上に貴重な時間が無駄になるのに気づかない。
2. 何語を何の目的で学ぶかをはっきり決めてかからないといけない。
3. その外国語をどの程度習得するつもりかの見通しをつけなくてはならない。

必要なもの

1. お金と時間、お金を払うとそれを無駄にすまいという気が起こり、その時間が無駄にならないようにと予習復習する。
2. まず半年くらいはがむしゃらに進む必要がある。一度軌道に乗りさえすれば、あとは定期的に限られた時間を割けばいい。
3. 毎日少しずつでも定期的に繰り返す。短期間に急激に習得したものは、短期間で忘れる。逆もしかり。
4. 覚えなければならないのは、語彙と文法。その語彙→文法という順番も大事。
5. よい教科書と、よい先生と、よい辞書が揃ってるのが望ましい。

語彙

1. 単語の学習に得意不得意はない、必要なのは覚えようとする熱意・精神力。
2. まずは千語覚える。記憶を確実にするには書いたほうがいい。
3. 千語習得の時間は短くなければならず、十分に時間のとれるときに学び始めるように計画する。千語をモノに出来れば、言語の構成が分かるようになり、以降覚える労力が減る。
4. 千語は確実に覚える、確実な五百語は不確実な二千語より、言語を習得するのに有効である。
5. 二〜三千語で辞書は読める。
6. その言語をどれだけ習得するかによって習得する単語の数を定め、それを突破したらお祝いすることで、その喜びを次のエネルギーに転じていく。
7. 三千語覚えれば、テキストの90%は理解できる。残りの10%は辞書で引けばいい。
8. どの語を覚え、どの語を見逃すかの判断は大切である。

発音

1. 外国語を正しく学ぶためには発音が重要、そして発音は初めが肝心。間違った発音を後から矯正するのは不可能に近い。
2. 外国人はひどい発音で話された文よりも、間違った文法で話された文の方が理解できる。
3. 日本語とどう違うかを理解することは大切。その違いがどこから来ているかを見極めて、その違いを自分で発音し分けてみないと、聞き取ることは困難である。

会話

1. 黙っていては会話は上達しない。「あやまちは人の常」の精神が大切。
2. 会話とは、自分が相手に伝えたいことを伝え、相手が伝えたいと思っていることを聞くことであって、自分が知っている外国語を使ってみることではない。
3. 会話の技術を得るために会話していてはひんしゅくを買う。会話の生命はその内容である。

まとめ

1. 語学というものは繰り返しが要求される分野。繰り返しは忘却の特効薬である。
2. 短期間をものすごく集中するより、学習を規則的に持続していくこと。
3. あまり大きくない目標を立てて、それを遂行していくこと。

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