ニーチェの突き刺さる言葉 8選

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超訳 ニーチェの言葉

 ニーチェの言葉を白取春彦が232題目に分けて編訳し、紹介する本。広く網羅的に触れられているので、自分の心に響く言葉を抜き出して、そっと一緒に歩いていきたい名言と出会えると思う。今回は8つピックアップ。
 

ニーチェの突き刺さる言葉 8選

きみの精神はどのレベルか

  • 第一レベルの精神では、「勇気」が徳の中で最も高貴だとされている。
  • 第二レベルの精神においては、「正義」が徳の中で最も高貴だとされている。
  • 第三レベルに達する精神では、「節制」が最も高貴だとされる。
  • 最後の第四レベルになると、「智慧」を最高の徳だとみなす精神となる。

人が認める理由

  • あることを人が認める、その場合は三つある。まずは、その事について何も知らないから。次には、それが世にありふれているように見えるから。そして三つ目は、すでにその事実が起こってしまっているから。もはや、そのことが善悪でどちらなのかとか、どんな利害が生まれるのかとか、どんな正当な理由があるかなどということは、認める基準にならないのだ。こして多くの人が、因習や伝統や政治を認めることになる。

必要な鈍さ

  • いつも敏感で鋭くある必要はない。特に人との交わりにおいては、相手のなんらかの行為や考えの動機を見抜いていても知らぬふうでいるような、一種の偽りの鈍さが必要だ。 また、言葉をできるだけ好意的に解釈することだ。 そして、相手をたいせつな人として扱う。しかし、こちらが気を遣っているふうに決して見せない。相手よりも鈍い感じでいる。 これらは社交のコツであるし、人へのいたわりともなる。

四つの徳を持て

  • 自分自身と友人に対しては、いつも誠実であれ。敵に対しては勇気を持て。敗者に対しては、寛容さを持て。その他あらゆる場合については、常に礼儀を保て。

活発だからこそ退屈を感じる

  • なまけ者はさほど退屈を感じることがない。なぜならば、感性が高く活発な活動を求める精神を持っているからこそ、ふとした時間に退屈を感じるものだからだ。

平等の欲望

  • 平等という概念語を好んで使う人は、二つの欲望のどちらかを隠し持っている。一つは、他の人々を自分のレベルまで引き下げようという欲望だ。もう一つは、自分と他の人々を高いレベルまで引き上げようという欲望だ。だから、叫ばれている平等がどちらなのか、見極めるのが肝心だ。

所有欲の怖さ

  • 所有欲の手下となった人は、完全に拘束され、内面の豊かさ、精神の幸福、気高い理想、といった人間としてたいせつなものは無視されるようになる。あげく、金銭面だけが豊かで内面がごく貧しい人間が出来上がる。だから、所有欲がどこで自分を征服しそうになっているか、よく注意しておかなければならない。

変わっていくことの重要性

  • 脱皮して生きていく 脱皮しない蛇は破滅する。人間もまったく同じだ。古い考えの皮をいつまでもかぶっていれば、やがて内側から腐っていき、成長することなどできないどころか、死んでしまう。常に新しく生きていくために、わたしたちは考えを新陳代謝させていかなくてはならないのだ。

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