照明を考える7つのコツ

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16 世界で一番やさしい照明 (エクスナレッジムック 世界で一番やさしい建築シリーズ 16)

 照明計画をするための入門書。この本は、インテリアと実用性の観点から、様々な指標を示しており、その指標の中から、必要な部分だけをかいつまんで読んでいくと、効率よく照明の知識を得ることが出来ると思う。今回はその中から、7つピックアップ。
 

照明を考える7つのコツ

①ランプを取り替えるコツ

  • ランプの交換時期は、一般にランプ平均寿命の70%を経過した時期が経済的とされている。

②高齢者に適した照明のコツ

  • 視力や焦点調節力、色識別力など、視覚特性の低下は20代後半から始まり、40代後半からは高齢者の範疇に属する。したがって、高齢者に適した照明は、高齢者の空間の照明というより、通常の光環境の延長としてとらえたほうがよい。

③照明の配置のコツ

  • 住宅では、各スペースにおける人の行動を丁寧にシミュレーションして、少しずつあかりの要素を足していく。足し算の照明計画を考える。もし足しすぎたら、優先順位をもう一度見直し、引いて整理する。最初からフルスペックで計画するのではなく、スタンドなどを必要に応じて追加できるようにするとよい。

④間接照明のコツ

  • 間接照明を設置するときには、器具やランプがどこから見ても丸見えにならないようにすること。特に2階建ての建物では、1階からは見えなくとも、階段の途中の高さからは見えてしまうなど、設置位置や納め方が十分に検討されていないケースが多い。

⑤照明器具を配置するコツ

 1.照明器具が天井や壁に溶け込み、目立ちにくいものを選ぶ
 2.器具の見た目に統一感をもたせ、1つの空間につき、2種類以内のバリエーションとする
 3.散漫にならないうように、規則性をもたせるなどして、すっきり見える配置とする
 4.照明以外の設備要素や、ドア、窓、家具の配置との兼ね合いも確認する
 5.平面図や天井伏図のみではなく、必ず立体の空間の見え方を想像し、検討する

⑥雑然とした部屋を広く見せるコツ

  • 床付近に家具や物が多く、雑然としている部屋でも、天井や部屋の上方はすっきりしている場合がある。このような場合は天井側に光を当てて視線を誘導することで、広々とした印象を強調する。

⑦照明を照らすコツ

  • 人間は横になっているとき以外は、垂直方向の壁や柱、家具などのほうが、水平方向の床や天井などよりも視界に入る。そのため部屋全体をまんべんなく照らすよりも、垂直面を効果的に照らしたほうが明るさ感があり、空間がより洗練された雰囲気になる。

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