お金は銀行に預けるなより金融リテラシーの基本と投資手法を紹介!

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お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

 金融リテラシーの観点から、一般人向けの金融商品を紹介する本。私的要約だと、分の悪い不動産や生命保険を削って、コントロールできるリスクを計算した投資(投資信託)にしようって感じになると思う。
 特に、コントロールできるリスクを計算した投資については、市場は専門家によって最適化されているので分散投資することによって、手数料の安い投資をすることによって、市場の利益を得られるって所が、理屈として面白いと思った。
 

金融リテラシー

大前提

  • 金融リテラシーを身につけることと「ラクしてお金を儲ける」ことは違うということです。逆に、金融リテラシーが身につけばつくほど、世の中に「ラクなお金儲けの方法」などはない、ということがよく分かるようになると思います。

投資の原則

  • 分散投資! 分散投資! 分散投資!
  • 年間リターンの目安として、10%はものすごく高い、5%で上出来
  • タダ飯はない
  • 投資にはコストと時間が必要
  • 管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない

身につけるための10ステップ

  • リスク資産への投資の意思を固める
  • リスク資産に投資する予算とゴールを決める
  • 証券会社に口座を開く
  • インデックス型の投資信託の組み立てを投資を始める
  • 数ヶ月から、半年、「ながら勉強」で基礎を固める
  • ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
  • リスクマネージメントを学ぶ
  • リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
  • 応用的な勉強に少しずつチャレンジ
  • 金融資産構成のリバランスの習慣をつける

投資手法

チャート分析とファンダメンタルズ分析

  • チャート分析、すなわちそのパターンを使っていけば株式のリターンが有意に得られるということについての統計的な証明は、私が知っている限り、学術レベルでは目立った業績はありません。また、先に引用した「日経マネー」の個人投資家アンケートでも、チャート分析に頼る人に比べて、ファンダメンタルズ分析を行っている人の方が統計上、優位によりリターンが出ていました。

資産四分法

  • 自衛のための簡単な方法として、例えば、「資産四分法」と呼ばれるものがあります。この手法は、資産をまずは半分ずつにして、その半分を国内で運用する投資信託、残りの半分を海外で運用する投資信託に投資します。そして、さらにその半分ずつを債権と株式に分けるのです。

スイッチングの薦め

  • 統計的に見れば、ある時期によりリターンを生んだ資産は翌年のリターンが悪くなり、悪いリターンを生んだ資産は次の時期にはよくなる可能性が高いことです。そのため、もし海外株式がすごく値上がりをし、それによって資産の35%を占めたとき、これを25%相当になるまでその比率を落として売却し、その売却した金額を、今度は運用実績の悪かった資産、例えば日本株式などに割り当てるのです。

おまけ

住宅ローン減税について

  • 現在、政府による住宅ローン減税など、いろいろな税制メリットがあるのでそちらに目がいき、有利であるかのように錯覚してしまうこともあると思いますが、そのメリット以上に実は支払う税金も非常に高いのです。不動産購入時に不動産取得税が3~4%かかる上、さらに年間の固定資産税まであります。
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