『脳の中の経済学』から「経済的な意思決定をするときに脳で起こっていること」をピックアップ

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脳の中の経済学 (ディスカヴァー携書)

『脳の中の経済学』(ディスカバー携書)から「経済的な意思決定をするときに脳で起こっていること」をピックアップしました。

「神経経済学」最先端の研究結果から見えてきた「その時脳の中で何が起こっているか」

私は経済学者ですから、宝くじは買ったことないです。
合理性を重んじる経済学者としては買わないですね。

2つの根本的に同じな問題で、どうして回答が分かれるのか  

問い1
A 100万円が11%はずれが89%
B 500万円が10%はずれが90%
どっちを選ぶ?

Bを選ぶ人が多い

問い2
A 100万円が100%
B 100万円が89% はずれが1% 500万円が10%
どっちを選ぶ?

ほとんどの人がAを選ぶ

伝統的な合理性の基準からすると、BーBと選ぶはずなのに、BーAと判断がひっくりかえる。
このことを「アレのパラドックス」という。アレは、これでノーベル経済賞をとった。

期待値を計算すると
問い1のAは11万円、Bは50万円
問い2のAは100万円、Bは139万円

人は確率を正しく認識していない。

「時間割引」「双極割引」という考え方

問題 どちらを選ぶ?
A 今もらえる1万円
B 1年後にもらえる1万500円

それをうまく利用したビジネスもあります。
ダイエットしまうということを宣言して、最初にたとえば1万円をコミットメント会社に預けてしまうんです。
で、ダイエットに失敗したらその金額を会社に取られるとか、自分の嫌いなプロスポーツチームや政治団体に寄付する仕組みなんです。

たんぱく質不足はせっかちになる

セレトニンという脳内物質を増やせばいい?という仮説
セレトニンはたんぱく質にある必須アミノ酸のトリプトファンからできるので、トリプトファンを摂取したり、しなかったりして実験してみた。

その結果
トリプトファンが不足した状態の人は、将来の報酬に対する割引が大きくなり、その結果、目先の小さい報酬を選ぶ
ことがわかった

裏切られたとき、脳の中ではなにがおきているか

大きな罰を与えるときと、大きな報酬を得るときと、同じ脳の部分が活発になっていた。

悪用すると、簡単に人を信用させてしまう物質とは

○○○トン(本では実名)
○○○トンスプレーを使ったわけですよね。例えば悪徳金融業者が「私にお金を預けてください」というときに、シュッとスプレーをかけるということが起こると怖いですよね。

規制するのは難しいですよね。妊婦さんには分泌されているわけですから。

感想

脳内物質のホルモンスプレーの話が、けっこうこわかったです。もう使われていそうです、悪徳な世界では

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