5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語?起業ストーリーに潜むダークサイド「成功者の告白 」

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成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

はじめに

事業を興し、成功へと向かう道にはいくつもの地雷が埋まっている。成功が現実のものとなるに応じて、それと同等の困難や障害が用意されているのだ。

ビジネスの成功に潜むダークサイドをテーマに、起業ストーリーにどのようなトラップが待ち構えているのか物語形式で語られる。

退職から独立まで

主人公のタクは、転職から半年で関連会社への転籍を言い渡される。上司との確執もあったため、退職し、独立することを決心する。
業務はたまたま見かけた外国人の親子をヒントに、国内企業向けの外国語ホームページ作成とした。

■若いうちのリストラはラッキーと考える。年を取ってからのリストラほど悲惨なものはない
■製品(サービス)の成長カーブは、導入期、成長期、成熟期、衰退期。参入するなら、全体の収益の80%程度となる成長期を狙う
■顧客が少なければ、下請けと代わらない。主導権を握れずに相手に振り回される
■顧客がいないのであれば、無料でもいいから仕事を受注する。100回の宣伝よりも、ひとりの顧客の声を聞かせた方が営業には効果的

事務所の開設まで

資本金300万円で有限会社を設立する。当初の仕事場は、自宅の一室を利用することにした。
集客には、全くあてがなかったので無料モニターを募り、新規の顧客を集める作戦を実行する。思うように顧客が集まらずに四苦八苦するが、マスコミに紹介されたことをきっかけに一気に顧客が増加する。

■資料請求した見込み客には、1度目の資料に反応がなくても、半年程度、成功事例レポートを送り続ける
■顧客から依頼があった場合は、即座に対応し十分な情報を提供すること。そうしないと、見込み客はさまざまなライバルと比較する
■マスコミを使ったPRは有効であるが、取り上げられ方が十分でないと効果が薄い

新事務所へ移転

事業が軌道に乗り、自宅から新たな事務所に移転する。そして、アシスタントと右腕となる営業職を新たに雇い入れる。
ホームページ作成サービスは、新規顧客との新規契約が続いていかない限り、安定した収益は生んでいかないい。収益の安定をはかるため、中小企業への海外部門のアウトソーシングサービスを開始する。新規事業は大当たりするも、他社が同様のサービスを開始する。

■夫の仕事の調子が良ければ良いほど、家庭では奥さんの調子が悪くなる。夫が前向きに仕事を頑張るほど、奥さんは後ろ向きになる
■会社の成長期の入り口は、夫婦間で感情のギャップが広がりやすい
■家庭がうまくいかないと子どもは、いい子か悪い子になろうとする。いい子は親の言うことを何でも聞き、家庭のヒーローになる。悪い子は、暴力をふるったり、病気になったり、事故にあったりする。そうすることで、家庭の絆を取り戻そうとする

急成長

大手企業との提携で会社は急速な成長をはじめる。
しかし、社内に病欠する社員が増え始め、社長であるタクへの批判が、日に日に高まっていく。会社はすこしずつ歯車がかみ合わなくなっていく。
そんなとき、タクの妻であるユキコが離婚届を置いて家を出て行く。

■会社が成長しているときの社長の性的エネルギーは高くなる。そのとき、妻の気持ちはネガティブに振れる
■怒りのパワーは伝染し、強いものから弱いものに伝わっていく
■社内に病欠が頻発したら、社内がうまくいかなくなっているアラームである
■いちど芽生えた不信感は気づかぬうちに成長する。何事もなく静かなときほど、破壊のエネルギーは蓄積される

出直し

社内の雰囲気は、さらに悪化していた。社内の悪い空気を一変するためにさまざまな試みを行い、社内の雰囲気は良い方向に変化していく。しかし、雰囲気が良くなったかわりに、タクの右腕として活躍してきた営業担当が不満を持って退職する。
退職した営業担当の差し金で、顧客情報すべてが社内から消去されてる事件が発生するが、タクのリーダーシップで危機を乗り越え、会社はさらに一体感が増していく。
精神的な成長をしたタクは、家を出て行った妻ユキコを迎えにいく。今までの非を謝り、再度、一緒に暮らしてほしいと懇願する。
そして、タクは、家に帰ってきたユキコと子どもたちと幸せな家庭を築くのだった。

■創業4年程度の会社は、マネジメント上の問題に直面する。このときに大切なのは、数字ではなく機能するマネジメントチームを作ること
■年商8億程度の会社が、売上10億を目指したとたん、さまざまな問題が噴出する。これは、経営のシステム化ができていないからである
■会社を機能するチームにするには、4階層の構造が必要だ。4階層目に怒りの解放、3階層目に母親の愛、2階層目に父親の威厳。第1階層に経営のシステム化
■会社が成長するには、起業家、実務家、管理者、まとめ役という役割の異なる担当者が必要

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