IDEOならではのイノベーションの技法

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発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

「概要」

世界的なプロダクトデザイン企業であるIDEOのユニークな企業文化、新製品開発の実際の事例を用いてイノベーションに必要な方法論を明らかにしたもの。

印象に残ったイノベーションの技法

IDEOならではのイノベーションの技法を紹介します。

◎クリエイティビティを育てるための自由な社風

イノベーションをうみだすのは失敗を許容し挑戦をうながす社内環境であり、そういった活気ある会社では悪気のないいたずらやわるふざけもよく見受けられる。

◎真のブレインストーミング

ブレインストーミングを現在取り入れている企業は多いが、実際は行っているつもりになっているだけである場合が多い。ブレインストーミングそれ自体は楽しいものではあるが、効果的に成果を上げるには一つのスキルとして社内に共有されなければならない。本書ではその具体的な秘訣と落とし穴が列挙されている。

◎孤独な天才は何も生み出せない

たった一人ではアイデアを実際の形にすることはできない、一つの目的を共有したチームが協力することで初めて偉業は達成される。それはタイガーウッズのような個人競技のスポーツ選手でさえ例外ではない。

◎プロトタイプ製作

アイデアが固まるとまずはプロトタイプを製作してみることが重要。形にしてみることで思いがけない発見やや改善点が明らかになる。また製品をプレゼンする際プロトタイプの持つ鮮烈な具体性はアイデアの良さを相手の気持ちに強く訴えかける。

◎優れたアイデアだけでは成功には至らない

たとえイノベーションに通ずるようなアイデアでも伝統や習慣などが変化に対するバリアとなり、人々に受け入れられない場合がある。こうした障害を乗り越えるためには顧客の製品理解を助ける手引き、粘り強い地道な伝導努力が不可欠である。

◎イノベーション洗練させるには

観察に基づいて無駄な機能を省き、シンプル化を図ること。
名詞ではなく動詞的に人々の行動を観察しすることで、アイデアをよりニーズに合わせることができる。

「所感」

イノベーション、クリエィテビティ等の言葉それ自体は注目を集めているものの、独創的なそうした発想に到るには一見特別な才能が必要な様にも思われます。しかし本書で描かれているIDEOの具体的な成功プロセスは全ての企業にとって実行可能なもので取り組みやすいものでした。

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