考えることの基本型!思考の「型」を身につける方法

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思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を導くヒント (朝日新書)

・ゼロからの発想は基本が十二分に身についてからでよい。
・型にはまった思考
時間をかけて100点を目指す/短時間で70点を目指す
どちらがよいか。後者が求められていることが多いのではないか。
※限界生産力逓減/限界費用逓増

第1章 考えることの基本型

・難解な課題は分割する
物事を多方向から観察し、総合的に判断するためには「物事の一面だけを観察し、個別的に判断をする」ことから始まる
例えば
幸せになりたいという課題を分解
その一パートである結婚の問題をさらに分割し
具体的な問題として考えられるサイズにまで問題を落としこむ
取り扱い可能なレベルまで考えぬいた後
パート間の相互関係を考えた総合を行う

利益の問題であれば
利潤=(単価×販売数)-(固定費+変動費)
のように分割して考える

・経済学的な問題の解き方
作業仮説=正しいかどうかわからないが、検証のたたき台として用いる理論
結論を導くために
①問題を絞り込む
②仮説発見のためにデータを観察する
③問題を処理可能なレベルまで分割・単純化する
④作業仮説を立てる
⑤データを用いて仮説を検証する
⑥総合的な結論を導く

・感想や偏見でない結論を導くために気をつけることは
①論理再現性
②反証可能性
「若者の自動車離れは魅力的な自動車がないからだ」
は否定する方法が見つからないため、主張として意味がない。

第2章 問題を分割するための技法とデータを正しく観察する統計知識

・MECE
物事を分割する際、相互に重なりあうことなく、足し合わせると全体になる
重要な事項でなければその他とする

・部分均衡と一般均衡
部分均衡 世の中の市場のうち一つだけに注目した分析
 →分析対象とその他の関係が切れている
一般均衡 すべての市場の相互関係を考慮した分析
 →分析対象とその他はお互いに影響しあっている

・オープンシステムとクローズドシステム
企業内においては権限が大きい上級管理職になればなるほどシステムはオープン化していく

・演繹法と帰納法
演繹法 正しさが保証されているゆえ、情報の整理に向いている
帰納法 新しい発見をすることがあるゆえ、思考の前提探索に向いている

・帰納法的な思考
帰納法的な思考をする際には「因果」と「相関」を混同しない。
時間さえ経てば伸びるものを2つ並べれば強い相関関係が観察される
=トレンド

・トレンド影響を除くためには
横断面データ
階差データ

・データ観察は
相関関係を重ねることで因果関係に迫る営み
AからBという影響の関係でAがどの程度役に立っているかを知るためには4分割表を意識したデータの整理が必要
東大合格/不合格 × □□予備校に通った/通ってない

第3章 人は誰しも合理的

経済学における合理的とは「それなりに納得できる」という程度の意味
現実に存在しているものには何らかの合理性がある(ガス抜きのための会議など)

人の行動は
目的:人それぞれの主観的なもの
制約:直面している条件
最適化:制約の範囲内でいかにして目的に近づくか

全体像が見えていないと
局所最適(Loval Optimal)に陥る
⇔大局最適(Global Optimal)

世の中全てを知る存在でない私達はどのように努力を重ねても常に自分の選択が局所最適かもしれない

第4章~第5章

・互いに合理的な行動をし、かつ好みがずれているときに、取引が発生する
・取引、交換はパレート改善
・実は経済学のほとんどの定理は、希少性と合理性とそれによるノーフリーランチから導かれている
・人は嫉妬する生き物。あいつに儲けさせるのは嫌
 顔が見えないことによって、嫉妬心とは無縁に損得勘定ができる。これが市場取引の利点。
・皆が合理的であるからこそ(投資を手控え)不況という局所最適に社会・経済がはまったままになってしまう。
・このような状況を変えるには現在の経済状態をずらしてやること。

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