くれよんのくろくんの絵本ストーリー

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くれよんのくろくん (絵本・こどものひろば)

 新品のクレヨンがありました。「退屈でいやになっちゃうなあ」といって黄色くんが箱から飛び出しました。画用紙を見つけた黄色くんはうれしくなって、ちょうを描きました。「そうだ、ちょうにはお花が必要だよ」と言って、赤さんとピンクちゃんを呼んできました。赤さんとピンクちゃんがお花を描くと、お花に葉っぱをつけようと、みどりくんときみどりさんが呼ばれました。さらに木も描こうということになって、茶色くんとおうど色くんが呼ばれました。最後に空を描こうと、青くんとみずいろくんが呼ばれました。青空が描かれると「ぼくらの絵ができてきたぞ!」とクレヨンたちは初めての絵に大満足。
 すると、箱にひとり残された黒くんがやってきて「ぼくはどこをかけばいいの?」と尋ねますが、みんなは「きれいにかいた絵を黒くされたら、たまらないよ」と言って仲間に入れてくれません。楽しそうに描き続けるみんなの横で、「なんでぼくって、こんな色なんだろう」とさみしそうな黒くん。
 しばらくすると、描くことに夢中になりすぎたみんなの絵はめちゃくちゃになってしまい、ついにけんかが始まりました。するとシャープペンのお兄さんは黒くんに、クレヨンたちの絵を真っ黒に塗りつぶすようにそっと耳打ちしました。それを聞いた黒くんはびっくりはするものの、言われた通り塗りつぶしました。黒くんを非難するみんなの前でシャープペンのお兄さんが、その黒くんの塗りつぶした黒をすーっとけずっていきました。すると、あっという間に夜空に浮かぶ花火の絵に早変わり。
 大喜びをするみんなにシャープペンのお兄さんは、花火の絵は黒くんがいたから描けたのだと説明しました。みんなは黒くんのまわりに集まり、「黒くん、ごめんよ」「黒って、すごいね」と言いました。

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