TOCの前提条件、キーワード

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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

制約条件の理論(TOC)について書かれた世界的ベストセラー。
分厚い本だが小説調で書かれており、読み進めやすい。

小説を読んでる暇がないという人のために、TOCの前提条件、キーワードについてまとめる。

生産的とは

・自己の目標と照らし合わせて何かを達成したということ。
・会社の目標に少しでも会社を近づけることのできる行為は、すべて生産的。
 その反対に目標から遠ざける行為は非生産的である。

会社の目標

・お金を儲けること

お金が儲かっているかどうかを知るための指標

1.純利益(絶対的な指標)
2.投資収益率(相対的な指標)
3.キャッシュフロー
⇒1.2があっても、3がなければ会社がつぶれることがある。

お金を儲けるという目標を完璧な形であらわすことができ、なおかつ工場を動かすための作業ルールの設定を可能にした指標

1.スループット(入ってくるお金)
⇒販売を通じてお金を作り出す割合のこと(生産を通じてではない×)
2.在庫(中にたまっているお金)
⇒販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金のこと
3.業務費用(出ていくお金)
⇒在庫をスループットに変えるために費やすお金のこと

・この指標を使うと、投資か経費かの混乱を避けることができる
・失ったお金は全て業務費用で、売ることのできる投資は全て在庫になる

工場中のリソースを2つにわける

1.ボトルネック
⇒処理能力≦仕事量のリソース
2.非ボトルネック
⇒処理能力>仕事量のリソース

ボトルネックは悪か

⇒必ずしも、いいとも悪いとも言えない。ボトルネックは単に現実である。
ボトルネックのフローを需要に合わせる。(生産能力を需要に合わせてはダメ×)

ボトルネックがある場合

・工場の生産能力=ボトルネックの生産能力
⇒ボトルネックが1時間とまれば、工場全体の1時間当たりのコストがかかる。

・工場内のすべてのリソース能力が個別に最大化されているシステムは非効率
⇒非ボトルネックは最大限まで働かせてはいけない

資材が工場を通過する時間を4つ

1.セットアップ
2.プロセスタイム
3.キュータイム
4.ウエストタイム

3と4の違いは、3はリソースの待ち時間、4は完成品に組み立てるのに必要な他の部品が届けられるのを待っている時間。

工場スループットアップ方法

・ステップ1 ボトルネックを見つける 制約条件を「見つける」
・ステップ2 ボトルネックをどう活用するかを決める 制約条件をどう「活用する」かを決める
・ステップ3 他のすべてを「ステップ2」の決定に従わせる 他のすべてを「ステップ2」の決定に「従わせる」
・ステップ4 ボトルネックの能力を高める 制約条件の能力を高める
・ステップ5 「ステップ4」でボトルネックが解消したら、「ステップ1」に戻る 「警告!」ここまでのステップでボトルネックが解消したら、「ステップ1」に戻る
ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはいけない

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