キャリアショックな時代がやってきた!幸せなキャリアを切り開くヒント。

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キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

はじめに

「キャリアショック」とは自分が描いてきたキャリアの将来像が予期しない環境変化や状況変化により短期間のうちに崩壊してしまうことである。変化の激しい時代に生きるビジネスパーソンの誰もがそのリスクを負っており、キャリアの危機的状況が訪れている。
キャリアショックの危機は誰にでも訪れうるもので、変化の激しい時代にあって、予定通り一つのキャリアを生涯追及することは事実上困難といえる。
本書は、日本のビジネスパーソンに向けたウォーニング(警戒警報)であり、自分で自分の人生を切り開く方法論の解説書である。キャリアについて考えるビジネスパーソンだけではなく、就職活動生や、「働く」ことについて考える全ての人におすすめしたい。

幸せなキャリア

人はそれぞれ動機のプロファイル、動機の組み合わせが違う。仕事とのマッチングを図るために最も重要なのは、自分の動機をしっかり把握することである。
自分の動機がどのようなものであろうと、全てを自分のものとして受け入れ、そのパーソナリティーを強制するのではなく、できるだけ生かす形でキャリアやスキルを考える。これが幸せなキャリアへの第一歩。

自分の動機に合わないコンピタンシーやスキルばかりを努力して使うことは、どこかで自分に無理を強いるため、ストレスがたまり、あまりにも長く続くと、燃え尽き症候群になるおそれがある。

キャリアを切り開く人の行動パターン

①仕事を膨らませる
日ごろから連続的に少しずつ、自分のやりたい仕事の割合を増やしていくこと。

・「やりたい仕事」としてではなく、「やるべき仕事」として提起することが重要。「やりたい」と主張するだけでは単なるわがままと映ることもあるので注意。

・自分から問題提起し、課題設定していくこと。
Ex.ネット系企業の社員Aは、事務的なルーチンワークについていたが、将来的に広報の仕事を希望していた。⇒新分野の仕事を自分がつくると考え、事務の仕事を続けながらも、当時は珍しかったHP上の広報を提案し、その後も小さな提案を繰り返した。Aは結果的に広報の仕事へ。

・自分の企画に全力投球
Ex.広告会社勤務Bは、上司に企画を提案するも、却下された。しかし顧客に熱心にプレゼンをしたところ予算をつけてもらうことに成功。その企画に全力投球するうちに周囲からその分野の専門家と認められ、周囲から声がかかり、仕事が膨らんでいった。
つまり、やりたい仕事は先に膨らましたほうが勝ちである。

②布石を打つ

・社内人脈をつくる
社内で自分と同じような問題意識を持つ上司を見つけ、「自分はこういう問題意識を持っているのですが」とたずねてみる。問題意識を通じた人間関係をつくることができ、新プロジェクト立ち上げの際に声をかけてもらうことができる。
売り込もうとするだけでは相手は耳を貸さないので、何をすべきかという問題意識を持ちながらぶつけ、互いに共感することによって人脈ができる。

③キャリアを進める

技術者EはITコンサルを目指していたが、あえて傍流の分野と言われている運用管理の分野へと進んだ。周辺分野で徐々に実績を上げ、それをもとに本丸へと歩を進めるという計画的なキャリアの進め方である。
このように、小さいながらも自分をアピールするための実績作りを徐々に積み上げていくことで、チャンスをつかみにいく姿勢が重要。

明日からの行動

①自分の動機を知る
現実にきちんと目をむけ、自分の動機を正しく知ること。動機を封印して、過剰適応し続けることはバーンアウトを招く。

②動向を読み、賭けるべき流れを選ぶ
これからの先の業界の流れで、自分の賭けたいと思う流れを選び、それに関して情報収集し、キャリアをその方向に進める。

③自分のビジョンやバリューを明確化する
いきなりキャリアゴールではなく、まずは自分のキャリアにおいて目指す姿、それを実現していくために重要視する行動規範・価値観を明確にする。

④whatを構築する
20代はジョブデザインにおける「what(課題の提起)」を構築する能力を磨くべきである。仕事の幅を広げていく中で自分の潜在的なポテンシャルを発掘していくことが大切である。自分の仕事においてwhatを作ることができない人はキャリアも自分で作ることができないし、人生そのものもデザインできない。

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