ロジカルにプレゼンテーションできるようになるための提案技術

8965viewshisahisahisahisa

このエントリーをはてなブックマークに追加
ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」

提案とは

・提案とは、通らないものを通すところに価値がある。
・提案とは、こちらが頑張って通さなければ、通らないのが普通。
・提案は具体的な話で締めくくる。

ロジカルにプレゼンテーションできるようになるための提案技術

・縦に論理がつながった状態とは、誰からみても因果関係が理解できる状態。
・横に論理がつながった状態とは、誰からみても全体がカバーされていて、漏れもダブリもない状態。
・納得しない場合の反応は二つ。本当にそうなの?(縦の漏れ)それだけなの?(横の漏れ)
・縦の論理とは、求められれば細かくできる状態に自分を鍛えておく。細かいところまで考えているが、必要な部分しか表現しないこと。
・横の論理では、出来るだけ広く細かい状態が作り出せるように自分の頭を鍛えておく。
・論理的かどうかは相手が決めること。自分は論理的なので、論理的ではない相手とは話が通じないと思っていたとすると、それはあなたが論理的ではないということなのだ。
・なぜ縦の論理がつながらないのかの原因①前提条件の違い:頭の中ではいろいろな隠れた前提を想像しながら話をしている。まずは、自分が話している話題の前提条件を疑うことから始めよう。人は自分の頭の中に必ず隠れた前提条件を持っている。②異質なものの同質化:自分の話している内容が、違う話を混ぜて同じと主張していないかを疑う。③偶然の必然化:自分の話している因果関係が、偶然か必然かを考えるには、自分の置いた前提から結論に至るまでに、それを妨げるどのような要因があるかを考えればよい。まず状況を想像し、時間の流れに沿ってその経過がどうなるかを、極力否定的に考えてみよう。
・横の論理を揃えるには、言葉のレベル感をそろえる。言葉のレベル感が揃わない理由は二つ。視点が違う。誰の目から見た表現なのか?がずれている。次に、切り口が違う。どういう場面を想定した表現なのか?がずれている。
・視点を揃えるには、「それはだれの言葉か?」を考える。
・切り口を揃えるには、「それはどういう場面の言葉か?」を考える。
・言葉のレベル感をそろえ、全体を正しく発想し、ダブりをなくせば横の論理は完成。
・相手に考えさせない。上司に対して、考える労力はこちらで受け持つ。漠然と「いろいろありますがどうしましょう」と質問するのではなく、自分で可能な限り考えたうえで、「ここでの選択肢は①か②か③だと思いますが、私はこういう理由から①がよいと思います。それでいかがでしょうか」という形で、仮説を持った質問をすること。
・ファクト属性の強さ:
定量情報>定性情報
一次情報>二次情報
第三者情報>当事者情報。
・最も強い情報は、最も客観的で恣意性が入りにくい情報であり、「定量×一次×第三者」の情報。
・ビジネスの世界では、論点に応える必要はない。仮説を言われたとおりに検証する必要もない、論点を絞り込み、方向性を提示する示唆が書ければ、それで事足りる。
・事前にデータの有無を把握し、検証不能な作業を設計しないこと。そもそもそんなデータは世の中に存在しないことはよくある。
・全体観派の人には、作業の全体像、課題の全体像などとにかく全体をきっちりと説明すること。細かく縦の論理を説明しても心に響かない。芋蔓(芋づる)派に対しては、あまり広い視点でいろいろ提示しても、理解されないことが多い。相手の興味のある論理を理解し、それに乗る形で提案していく。

会議

・会議を設計する上で、着地点と、着地スタイルの設計が重要。
・問題解決の視点:現状、あるべき姿、解決策
・今日の会議の位置づけをきちんと考える。

ロジカルな資料作成

・部品を組み合わせる感覚で資料を作成していくテクニックをモジュール化。最初からモジュール化を意識して資料を作成しておけば、後でモジュールの組み換えや使い回しがしやすくなり、全体としてみた効率が上がる。
・資料を作成する際は、「一目で理解でき、誰にも誤解されない」ように。一目で理解できる=シンプルに作る。誤解されないように詳しく作ると、話が複雑になったり情報が多すぎたりして、理解されなくなる。誤解をされないような資料を作成するには、「人間の感覚に逆らわない」。左上から右下に配置する。内容にふさわしい表示を。重要メッセージは強調する。違うものを同列に並べない。
・不要な情報は捨てる。捨てる勇気を持つこと。不要な文字は捨てる。意味を損なわない範囲で極力文字を減らし、シンプルでわかりやすい日本語を書く。不要な属性情報を捨てる。色、形、線の太さ、字体、影、不要な線、不要な着色など。

感想

ロジカルに考えるために非常にいい本!ストーリー+詳細な説明でかなり勉強になる良書です!

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く