マック低迷の原因?日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論とは?

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勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

▼低迷の原因

入社当時は、幹部から各店舗間のカニバリぜーション(共食い)が進んだためと説明されていた。しかし、本当の原因は各店舗でSQC&Vが出来ていなかったためであった。

SQC&Vとは
Quality ー クオリティ、最高のおいしさ、安全性
Service ー サービス、心温まるおもてなし、クイックサービス
Cleanliness ー クレンリネス、快適な食事空間、清潔さ
Value ー バリュー、総合的な価値ある食事体験

外食産業では店の売り上げは店長の能力に大きく左右される。急成長したマクドナルドは人材の育成が追い付いていなかった。店長次第で、クルー=アルバイトの満足度も変わる。クルーの満足度は離職率に影響し、離職率が上がるとQSCは低下し、顧客満足度が下がり、売り上げも下がるという悪循環となっていたのだ。

だから原田さんが社長となった最初の年から、今まで「基本に立ち返れ。基本以外はなにもするな。QSCが一番大事」と言い続けているという。

▼らしさを取り戻す

当たり前のことをやることがビジネスでは最も難しいのだと。当たり前のことをやり、その会社「らしさ」を取り戻したという例は、業績回復企業には共通して見られるという。
原田さん着任前のマクドナルドは、一時はカレーライスやチャーハンを出していた。経営改革の第一歩はマクドナルドらしさを取り戻すため、基本に立ち返るものだった。

マクドナルドの売り上げの中心はビッグマックである。ビッグマックの売り上げを増やすことがらしさを取り戻すこと。
クウォーターパウンダーが売れると、ビッグマックがもっと売れる。コーヒーが売れるとビッグマックがもっと売れる。基幹ビジネス、コアメニューをもっと売っていくために、新しいメニューを出していく。

▼経営理念

三木谷さんの「スピード、スピード、スピード」は有名だが、原田さんもビジネスではスピードが何よりも大事と語る。だからeクーポンに力を入れ、ニンテンドーDSを使ったマックでDSも力をいれている。
マクドナルドの経営では、成果主義を徹底し、年功序列を廃止したという。マクドナルドでは降格は決して恥ずかしいことではないという文化が生まれつつあるという。
原田さんは社員に3年以内にどういう後継者を作りますかとよく聞くという。人材のパイプラインが重要なのだ。

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