「超」入門 失敗の本質の書評・まとめ

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「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

<目次>

第1章 「なぜ「戦略」が曖昧なのか?」
第2章 「なぜ「日本的思考」は変化に対応できないのか?」
第3章 「なぜ「イノベーション」が生まれないのか?」
第4章 「なぜ「型の伝承」を優先してしまうのか?」
第5章 「なぜ「現場」を上手に活用できないのか?」
第6章 「なぜ「真のリーダーシップ」が存在しないのか?」
第7章 「なぜ「集団の空気」に支配されるのか?」

<本文より一部抜粋>

・大局的な戦略とは「目標達成につながる勝利」と「つながらない勝利」を選別し、「目標達成につながる勝利」を選ぶことである。

・<イノベーションを創造する3ステップ>
 1、戦場の勝敗を支配している「既存の指標」を発見する。
 2、敵が使いこなしている指標を「無効化」する。
 3、支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う。

・イノベーションとは、支配的な指標を差し替えられる「新しい指標」で戦うことである。同じ指標を追いかけるだけではいつか敗北する。

・あらゆる成功の起点は「勝利するために必要な指標」を見抜く眼力だといえる。

・特定の業務、技術的スキルに関しては「型の伝承」は必要不可欠である。

・戦略を「以前の成功体験をコピー・拡大生産すること」であると誤認すれば、環境変化に対応できない精神状態に陥る。

・「型のみを伝承」することで、本来必要な勝利への変化を全否定する歪んだ集団になってしまう。常に「勝利の本質」を問い続けられる集団を目指すべきである。

・厳しい課題に直面したら、「お飾り人事」を徹底排除し、課題と配置人材の最適化を図ること必要がある。

・<チャンスを潰す人物の特徴>
 1、自分が信じがたいことを補強してくれる事実だけを見る。
 2、他人の能力を信じず、理解する姿勢がない。
 3、階級の上下を超えて、他者の視点を活用することを知らない。

・自己の権威や自尊心、プライドを守るために、目の前の事実や採用すべきアイデア、優れた意見を無視してしまうリーダーは、最終的には自ら組織全体を失敗へ導いている。

・愚かなリーダーは「自分が確認できる限界」を、組織の限界にしてしまう。逆に卓越したリーダーは、組織全体が持っている可能性を無限に引き出し活用する。

・<方向転換を妨げる4つの要素>
 1、多くの犠牲を払ったプロジェクトほど撤退が難しい。
 2、「未解決の心理的苦しさ」から安易に逃げている。
 3、建設的な議論を封じる誤った人事評価制度。
 4、「こうであってほしい」という幻想を共有する恐ろしさ。

・集団の和を特に尊重する文化である日本は、手段の空気や関係性を重視するあまり、安全性や採算性よりも、関係者への個人的配慮を優先し、グループ・シンクの罠に陥るケースが多い。

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