ヴラジーミルは隣家の娘のジナイーダに初めての恋をする「はつ恋」の内容・感想

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はつ恋 (新潮文庫)

概要

初恋とは甘く美しく、そして残酷なものである。ヴラジーミルは、隣家の娘の気高く美しいジナイーダに初めての恋をする。彼女に翻弄されながらも、恋に酔うヴラジーミルだったが、その恋は意外な結末を迎える。

内容

ある日、ヴラジーミルは最愛の女性・ジナイーダのもとに深夜忍んで行く父の姿を見た。

1833年、ヴラジーミルは16歳。父は美男子だが財産目当てに母と結婚した冷淡な男である。母は彼より10歳も年上だ。そんな一家の別荘の隣に、ある家族が越してきた。

ザセーキナ侯爵夫人と、その美しい娘・ジナイーダ。ヴラジーミルはジナイーダに恋するが、彼女には求愛者が大勢いた。ジナイーダは気まぐれだった。初めての恋に夢中のヴラジーミルは悩まされた。

ある日、ふとしたことから、彼女が誰かに恋をしているのを直感する。
ジナイーダの恋する相手を見きわめようと彼女を見張りはじめたヴラジーミルが目撃したのは、父の姿であった。その後、父と母はすさまじい喧嘩をし、一家はモスクワヘと戻った。

モスクワへ帰ったある日、ヴラジーミルは父とともに馬乗りに出かけた。彼は見失った父の姿を、一軒の家の窓辺に見つけた。父が密会していたのはジナイーダ。と、突然父は彼女の白い腕を鞭で打ちすえ、ジナイーダはその手を黙って引く。

それを見たヴラジーミルは「これが恋なのだ」と思い知る。

その後父は急死、ヴラジーミルはあるとき、ジナイーダのかつての求愛者の一人、マイダーノフに再会する。彼からジナイーダが結婚したことを聞かされたヴラジーミルは、彼女を訪ねることを決意する。しかし、そこで知ったのは…。

感想

 話の展開が面白いです。ロシア文学入門としておススメの一冊です。

はつ恋 (新潮文庫)

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  • ツルゲーネフ

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