グーグルはなぜすごいのか?グーグルの組織運営の強さの理由

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グーグル秘録

著者

『20世紀最高のビジネス・ジャーナリスト100人』にも選出されている著者が、いまやネット広告の40%, 200億ドルを握るグーグルを、数多くの経営者たちとのインタビューを元に 称賛,批判を交えて書いている。

エンジニアが権力を握る会社

・創業者ラリーとサーゲイの父親はともに大学教授、母親も科学関係

・イノベーションとは破壊であり、協調・秩序とは正反対

・社内のヒエラルキーを排除

・「150人を超えるとチームカルチャーを維持できなくなる」がラリーの持論

グーグルの行動指針

・目標は世界を変えること

・邪悪になってはいけない

創業者との絶妙のケミストリー、CEOエリック・シュミット

・入社当初は「性急な改革は逆効果」と考え、スーツを脱ぎ チノパン、ポロシャツ・スタイルになって会社になじもうとする

・創業者が10個アイデアを思いついたら、それを6個に絞るのがシュミットの役目。創業者が苦手な面倒なことも引き受ける。

・「ラリーとサーゲイとエリックがいっしょにやっていくと決めたこと」が一番の成功要因。最終判断が下れば、意見は違っても必ずそれを支持する。

強豪/競合との争い

・2000年 ネットバブル崩壊で人材確保できたのが大きい

・MSからの独立を保つため、アプリやブラウザを開発

・ヤフーは当初「検索結果が適切だと、ヤフーのページビューが伸びない」としてエンジン開発に真面目に取り組まなかった?

20%ルール

・就業時間の20%は、現在取り組んでいる仕事以外の研究に取り組む

・このルールがあると、管理職が実態を把握しようと懸命にコミュニケーションを取るので、権威主義に陥らない

新規参入分野

・2007年末、電力事業参入発表。企業本社で最大の太陽光パネルを持っている。

・世界の携帯電話台数はPCの3倍。アンドロイドで参入。

・今までに出版された2000万冊以上の内、90%が絶版である。全ての本を検索可能にするのが目標。

今後のリスク

・ 経営がうまくいっている会社で育つと、うまくいっていない会社を想像するのは難しい

・グーグルからコミュニティは生まれていない

・グーグルの強みは消費者に愛されていること。一旦嫌われれば、クリックひとつで逃げられる。

・マハロなどのバーティカル・サーチ(狭い範囲を専門的にカバーする検索ポータル)が競合?

その他トピック

・行動しない理由がたくさんある伝統メディアは苦境。ページビューが多い記事は記者のやりがいにつながらないことが多い。

・ネットで簡単に比較ができるので、コマーシャルの効果が減った

・Gmailには当初、削除ボタンがなかった(溜めておいて検索して欲しいから)

・創業者2人とシュミットは2004年以来年間報酬が1ドル

・インターネットで自分が興味のある狭い範囲の情報しか受け取らないでいると、人々の意見の違いは増幅する
 

グーグル秘録

グーグル秘録

  • ケン・オーレッタ

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