マジで使える12の「ウケる技術」

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ウケる技術

はじめに

ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の著者による、「笑い」の仕組みをパターン化した画期的な本。「おもしろい」人にとっては、無意識に使用している技術も多く含まれているかもしれないが、自分の笑いのパターンを確認できるという意味で、価値は十分にあると思う。何より読み物として単純に面白く、オススメできる。
ビジネス書でもそうだが、読めばすぐに能力がつくわけではなく、本書も読んだからといってすぐに笑いをとれる人になれるわけではない。ただ、ある程度、会話の状況をシミュレートしておくと、日常の会話にユーモアを折り混ぜることができるのではないだろうか。筆者も、自分ができていない技術を確認⇒現場で意識的に繰り返し使ってみる⇒本書の技術のリストを再確認という手順を踏むべきとする。
個人的に応用が利きそうだと思った笑いの技術を載せる。

ウケる技術

1. 思ってもいないことをオーバーに言う

過剰なテンションで思ってもいないことを言う技術。
ex.
(悪い例)「大丈夫、ちゃんと電話するよ」
(良い例)「絶対電話するから!食費削っても電話代は払うから!」(感情をオーバーにこめすぎる)

2. 極端に下手に出る。

ex.女性を守るために地雷を調べる。

3. 詭弁

ヘリクツをつけて説得すること。
ex.(動物園へのデートの誘いが断られたときに、)「俺、マングースと戦うから行こうよ。」と女の子を粘り強く説得する。

4. 勘違い

物事を都合よく解釈すること。
ex.
(彼女の手料理をごちそうになって)「うまい・・・まさか俺を太らせて自分だけのものにする作戦か?」

5. パロディ 

有名な歌やフレーズを会話の流れに当てはめる。

6. ディテール化

話の細部を具体化して、ころがす。
ex.女「手間のかからない子供が欲しいね」男「オギャーって泣きながらフロムAを小脇に抱えて産まれてくるみたいな?」

7. 深読み 

相手の行動の裏を読む。
ex.(入国審査でとめられて)「俺のジーンズがケミカルウオッシュだからかな」

8. 便乗 

あつかましく相手にねだる。
ex.上司「ラーメンおごってやろうか」部下「大盛りでお願いします」

9. 裏切り 

相手に次の行動を読ませておいて、逆を言う。
ex.「最近はやってるお店教えてあげるよ。マクドナルドって知ってるかな?」

10. ミスマッチ 

話の文脈と違うものを組合わせる。
ex.女「アボガドがすきなの」男「俺の上半身アボガドだよ」

11. 天丼

一度ウケた言葉を再登場させる。

12. 韻を踏む 

ex.「学力は伸びてないけど、背は伸びてる!」

感想

結局大事なのは、自分のキャラにあった笑いを選ぶことではないか。本書の全ての技術がだれにでも使えるとは限らないし、キャラに合わない発言を突然されると引いてしまうものである。一つや二つでも、「この技術をこういうふうに使ったらおもしろいかも」とおもって、自分なりに活用することができたら十分に本書のリターンは得られるのではないか。

また、筆者の「コミュニケーションはサービスである」との表現は同意できる。「自分のことを楽しませようとしてくれてる」「場を盛り上げようとしてくれてる」と伝わるから、詭弁や勘違いのようなオーバーな言動も笑いになるのであろう。つまり、愛情とかサービス精神みたいなものが前提にないとだめなんだなとおもった次第である。

ウケる技術

ウケる技術

  • 水野敬也,小林昌平,山本周嗣

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