私(本多静六)の財産告白と体験社会学

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私の財産告白

○私の財産告白

1 貧乏征伐と本多式貯金法
 どんなに苦しくても収入の1/4を天引き貯金する。ボーナスは全て貯金
 子どもが可哀想とかは一時的なつまらない感情
 貯金がある程度になったら投資
 貯金の一番の敵は虚栄心

2 金の貯め方・殖やし方
 株式は2割利食い、10割益半分手放し。値下がり株は持ち続ける
 好景気時は勤倹貯蓄、不景気時は思い切った投資を時期を逸せず巧みに繰り返す

3 最も難しい財産の処分法
 児孫のために美田を買わず、学校等へ寄付

4 金と世渡り
 吝嗇と節倹は全く別物。出すものは出し、義理人情も尽くす。自分の分だけ抑制
 世間から気前が良いとおだてられても、結局最後はたいしたことができない
 義理を欠くな、人情を欠くな、恥をかくな
 貧すれば鈍する
 金は貸すな。気の毒は先にさせておけ
 金をバカにする者は、金にバカにされる

5 これからの投資鉄則
 一時的に流行しているものには手を出すな
 銀行から1割利子で借りても、4割の投資を続ければ良い。投資先の監視と指導が重要

○私の体験社会学

1 儲かるとき・儲からぬとき
 失敗は社会大学における必須科目

2 儲ける人・儲けさせる人
 金儲けは徐々に、堅実に、急がず、休まず、自己の本業を守って努力を積み重ねるほかない
 自分は多く儲けたいが、人には1円でも儲けさせたくないという人で大成した例はない
 君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る。凡人は義にも利にもさとらなければならない

3 人間的サラリーマン訓
 いざこざの実体は、人と人との感情のもつれ
 間違ってないと確信に満ちた態度で押し通すと、周囲の反感を買う
 気負った相手はいなすに限る。相手にまず勝たせて、勢いが緩んだところで新手を繰り出す
 どんな些細なことでも、周囲の思惑を考える必要がある
 正しいと思ったことでも、世間ではとんでもなく誤解して見る場合が多い
 相手のメンツを潰し、大衆の面前でやっつけると恨みを買う
 自分に実力があれば、与えられて当然の地位は年功に囚われず、躊躇なく引き受けるべし

4 人を使うには・人に使われるには
 人を上手に使うには、自分が使われる体験をしなければならない
 同じ善行をしても、慈愛の心でやるのと、相手を誘導させようとやるのでは、全く違う
 対人関係のすべては誠心誠意。そのうえで、コツは1.自分の知識・経験を振り回さない。2.部下の長所・短所を把握する。長所を褒め、添える程度に欠点を指摘する。3.相手の力量の少し上の仕事を任せる。4.くだらない内容でも提案を聞いてあげ、出来る限り採用する。5.威厳と親しみ。6.3つ褒めて1つ叱る
 自説を述べるには、人の意見を十分聞き、賛成の補足をする形で一言する
 大事な骨子だけ守り、8割は他人の意見に花を持たせる

5 平凡人の成功法
 人生の最大幸福は仕事の道楽化。そのために、努力また努力で仕事に追われず、仕事を追う
 仕事を天職と確信して迷わず疑わず一意専心努力すれば、必ず面白みが生まれる
 努力すれば自ら求めずとも、地位は降ってくる

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