コーチングの本質とコーチングに必要な3つのスキル

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コーチング入門 (日経文庫)

【コーチング】

可能性、能力などを引き出すこと。叱るだけでは部下は育たない。部下の可能性は会話の中に隠されている。

コーチングの本質

■コーチングの本質は次の3つの漢字に要約できる。

【信】…人間の可能性を信じる。上司と部下の信頼関係を築く。
【認】…相手の長所を認め、心にとめる。
【任】…適材適所で任せる。

 「部下の能力を信頼していない」「部下の欠点ばかり目につく」というような上司では、相手の能力を引き出すことはできない。
 逆に、「部下の能力を見極め、仕事を任せられる」「細かな進歩を見逃さず、ほめることができる」といった上司であれば、部下の自発的な成長をうながすことができる。

コーチングに必要な3つのスキル

<【傾聴】:話をよく聴く>
話は最後まで聴く、あいづちやうなずきを織り交ぜる、相手の言葉を繰り返して安心させる。

<【質問】:相手から引き出す>
「~の中でできそうなのは?」「~ならどうかな?」などと、相手の言葉を引き出す質問を活用する。

<【承認】:部下をよく見る>
長所・短所をまとめてみる、褒めるときは言葉で伝える、会話の機会を増やす

感想

 著者は、コーチングにおいて相手に質問することに加え、相手の話をしっかりと聴く「傾聴」、部下の能力・性格、現状を見極める「承認」の二つの技術も重要だと述べる。
 つまり、上司が一方的に叱ったり、教えたりするのではなく、部下との会話のレパートリーを増やして、コミュニケーションの幅を広げることが重要である。本著はコーチング技術の解説だけでなく、会話例も豊富に紹介されており、部下との人間関係に悩むビジネスマンに多くのヒントを与えてくれる内容である。

コーチング入門 (日経文庫)

コーチング入門 (日経文庫)

  • 本間正人,松瀬理保

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