椎名誠が好きな黄金のばかうま料理24から厳選料理を紹介!

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どーしてこんなにうまいんだあ!

簡単料理本なのか、野営生活入門本なのか。椎名誠が贈る、あやしい探検隊の楽しい日々と、食べ物に対する熱い思い。

しょうゆお湯

シーナのレジェンドスープ。
しょうゆスープではなく、あくまでしょうゆお湯。
しょうゆは日本人の遺伝子にしみこんでいると思われる。

椎名誠が好きな黄金のばかうま料理24

うまそうな写真とともに椎名誠が選んだ料理を紹介。
ほぼ野営料理。
簡単で適当で誰にでもできてうまい、がコンセプト。

■しょうゆマヨスパゲティ
・できたら熱いうちに食べてしまうのが最大のポイント。熱ければ死ぬほどうまいこの一品。冷めたら死ぬほどまずい。

■そばの死に辛食い
ラー油とそばとネギを加えて食べる。
とにかく辛そう。

■シソバター丼
・温かいご飯に溶けるバター。これもしょうゆマヨスパゲティと同じで、ごはんが熱々ならおいしいが、冷めるとまずいらしい。
熱々のうちに食べるためには、丼よりも茶碗を使う方がいいかも。

■たまねぎ丸ごと1個いため
ごま油を敷いて、たまねぎをいためる。
頭の方にスジを入れるだけで、ほぼ丸ごといためる豪快な料理。
男の料理を通り越して、これぞ野営料理。

■カキのボウモア ドバドバかけ
生カキにボウモアをドバドバかける→ツルっと飲み込むように食べる。
・これを料理といえるのか(笑)しかし、しょうゆよりも断然うまそうだ。
スコッチよりも断然ボウモアらしい。ヨードチンキくささがいいとか。
ボウモアは高いウィスキーだけど、カキにそそぐときは大胆にどばどばと。
俺の人生もう人生どうなってもいいもんね~、という覚悟でだらだらとかけるのが、おいしさの秘訣らしい。
写真とあいまってものすごく美味しそう。

■泡盛のヤギミルク割
氷を入れたグラスに泡盛を注ぐ→ヤギミルクで割る
・これも料理なのか(笑)
沖縄は牛乳よりも山羊の乳が主流らしい。
これを飲んでいる人たちを遠くから眺めると、牛乳を飲んでガハガハいっている、なんとも健康的な風景なんだとか。

あやしい探検隊、捕って作って飲んで食う

あやしい探検隊の日記(?)
この章が実は一番面白い。こんな人たちが今の日本にいるのか! うらやましい! と思わずうなってしまいます。
車にパンツ1号とかパンツ2号とかつけてるとか、本文の趣旨とは別のところで突っ込みどころが満載。

感想

とにかく出ている食べ物が美味しそうです。
写真のせいなのか、シーナのあの独特の言葉のせいなのか。

しょうゆお湯には驚愕のエピソードが。
椎名誠、と聞くと、むかしエドウィンのCMとか出てたなぁ、と思い出す人も多いのでは。
彼は野人でも野営が職業でもなく、レッキとした作家です。
氏のビールに対する熱い思いにも圧倒されました。そして同感。
ひえひえのビールと魂の交換はビール好きなら誰もが悩むところですが、シーナ氏は迷いもせず交換するという。
神です。

野営日記のような、あやしい探検隊の思い出も読んでいてすごく楽しい!
いい歳した大人がこんなに楽しそうにしているのって、なかなかない。
混迷を生きる現代日本人にこそ、読んでもらいたい1冊。

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