ニートという進化系人類にが社会に問う、21世紀型の幸福とは

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ニートがひらく幸福社会ニッポン―「進化系人類」が働き方・生き方を変える

ニートはただの就労問題ではない。働き方、幸せ、生き方などの哲学の問題も含んでいる。これからの社会の価値観とはなにか。ニートという進化系人類にが社会に問う、21世紀型の幸福とは。

第1章 ニートを愛する女性たち

・21世紀に入り、女性は経済力をつけて、経済力よりも人間性を重視するようになった。→高級取りだが、仕事に疲れていつもイライラしているような男よりも、経済力はないが、一緒にいて疲れないニートを選ぶ。
・ニートにヒモで生きる覚悟はあるか

第2章 若者たちが求める普通の幸せ

・ビンボーをゲーム感覚で楽しむ若者
・ビンボーでも心が折れないニート→高度経済成長で、苦痛や恥の精神などを変質させてしまったことを気づかせてくれる
・物欲も上昇志向もないニートこそが、21世紀に順応した価値観を持っているのではないか

第3章 ねじれ合う親子の価値観

・高度経済成長期の親と、年金すらもらえないかもしれない今の若者たちでは、基本的に「働く」という言葉のとらえ方が違う。
・親は子供に、20世紀型の成功を求めすぎてはいないか。→経済成長時代の傲慢さ
・「いい子」としての危うさ←親による強迫観念

第4章 20世紀の父親の最後の出番

・ニートになることで表現しようとしていること→「反・経済成長」「反・仕事」?

物質的な豊かさから心の豊かさへと変遷。21世紀型の幸せとはなにか?

第5章 就労支援から人生支援へ

・「就労が目的」は「ワーキングプア」を作り出しただけではなかったか?
・ニート、引きこもり問題は、ただの就労問題ではない。これからの時代をどうやって幸福に生きるか、という部分に置ける哲学の問題もはらんでいる。
・「仲間・働き・役立ち」の3本柱で楽しく生きる。

ニートの若者には結婚力を!

・結婚することで、自分のために働けなくても、奥さんのため、子供のために食い扶持を稼ごうという、仕事力がついてくる。→両親の干渉からも一定の距離を保つことができる。

感想

色々な考え方があるなあ、と思いました。
しかしニートがもてるのは本当だろうか。
昔の女子は理想の結婚相手に「給料が高い男」が当然のように挙げられていたが、今は必ずしもそうではないようです。
ただし、ニートを好むのは、経済力のある女子に限る、という感じでしょうか。

作者は昔の「三高」結婚は打算的で、ニートがするような結婚は、人間性で相手を選んでおり、昔よりもはるかに自然で健康的だ。と言っていますが、一緒にいて疲れない相手を選んでいる時点で、ニートと結婚する女子も打算的だと思われ。

ただ、結婚するようなニートは、ニートと言っても、アルバイトなどをして働く気はあるニートのようです。

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