フラット化する世界の章別まとめ

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フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

第1章 われわれが眠っているあいだに

・【グローバリゼーション1.0】コロンブスが航海に乗り出し、旧世界と新世界のあいだの貿易が始まった1492年から1800年頃。国家と腕力の時代。世界統一の過程を推進する原動力は物理的な力だった。それが世界のサイズをLからMに縮めた。
・【グローバリゼーション2.0】世界のサイズはMからSに縮まった。世界統一を進める原動力は多国籍企業だった。多国籍企業は、市場と労働力を求めてグローバル化した。この時代、前半は蒸気機関と鉄道による輸送コストの軽減が、後半は通信コストの軽減が原動力になった。
・【グローバリゼーション3.0】世界をSサイズからさらに縮め、それと同時に世界をフラットにした。

第2章 世界をフラット化した10の力

・フラット化の要因2 インターネットの普及と接続の新時代
→1999年ダボスの世界経済フォーラムでビル・ゲイツが行った記者会見「いいか、あんたたち、バブルに決まっているじゃないか。だが、みんな肝心な点を見過ごしている。このバブルは、インターネット産業に新たな資本を惹きつけていて、イノベーションをどんどん加速させているんだ」
・フラット化の要因5 アウトソーシング:Y2Kとインドの目覚め
 →インドのIT産業が世界中に足跡を残したのは、Y2Kのおかげです。Y2Kが成長の原動力になった。我々のことを世界に教える原動力になった。Y2K以来、われわれは後ろをふりかえったことがありません。
・フラット化の要因7 サプライチェーン:ウォルマートはなぜ強いのか
 →地元のウォルマートの棚から商品を取ってレジに持っていった途端に、世界のどこかで機械の腕が同じ物を作り始める。
 →デルは、客がいないのにコンピュータを製造しない。客の望むだけの数のコンピュータを製造する。だから、完成品のコンピュータの在庫は一台もない。

第3章 三重の集束

・20年前からビジネス関係のマスコミは、「IT革命」について、書いているが、これはプロローグにすぎない。この20年は、共同作業と接続のための新ツールを鍛造し、研ぎ、配っただけだ。本当のIT革命は今から始まる。

第4章 大規模な整理

・ヨーロッパやアメリカで一人雇うのと同じコストで、優秀な研究員5人を中国やインドで雇えるとしたら、私なら5人を雇う。

第5章 アメリカと自由貿易

・肉体労働者が売るものは、一度に1つの工場か一人の消費者にしか買ってもらえない。いっぽう、プログラマーや新薬開発者が売る知識基盤型製品は、世界市場で、誰にでも、同時に売ることが出来る。

第6章 無敵の民

・子供の頃、よく親に「トム、ご飯をちゃんと食べなさいー中国とインドの人たちは食べるものもないのよ」と言われた。現代の子供たちへのアドバイスはこうだ。宿題をすませなさいー中国とインドの人たちがお前たちの仕事を食べようとしているぞ」

感想

驚愕の本、恐怖すら覚えた。現在、世界経済・世界市場で起こっている大きな変化について何となくわかったつもりになっていたが、あらためてその本質を整理でき、考えさせられた。生ぬるい考えを持った全ての日本人ビジネスマンに読んでもらいたい。今後の行動を変えさせられる意識改革本。

<全文まとめの紹介>
文字数オーバーするのでこちらではまとめの一部のみ書きました。以下に全章のまとめを記載しています。
http://book-review.hatenablog.com/entry/2012/10/18/061234

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