「クックパッド」のビジネスモデルとその成功例など

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600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)

女性ユーザーに圧倒的支持を受ける「クックパッド」のビジネスモデルとその成功例、そしてその根幹に息づく企業理念についての書。

概要

同社サービスの人気の秘密は「クイックレスポンス」、「高い検索精査」、「簡単かつ楽しい投稿システム」
そして何より、『「毎日の料理を楽しくすることで、心からの笑顔を増やす」という理念』であると著者は語る。

愚直なまでにその理念を貫徹する覚悟は、ベンチャーキャピタルの出資や広告出稿を「理念に沿わないから」という事を理由に断るほどである。

そのため、事業は長い間赤字経営を余儀なくされるのだが、やがて、クックパッドだからこそ実現できた独自の広告モデルを成功させ、軌道に乗り始める。

それが、広告でありながらコンテンツとしても成立してしまっている、「レシピコンテスト」だ。
広告主だけでなく、広告を見たユーザーからも感謝される、広告として理想ともいえるモデルを実現している。

そこからさらに「流通」までを絡めた広告戦略を打ち出し、広告主、流通、ユーザー3者が喜ぶ形も作ってしまい、誰から嫌われることなくサービスの信頼を固めていった。

上述の通り、既存のネットサービスとは一線を画く広告モデルが解説されているため、
本書は広告本としても読むことができる。

メモ

クイックレスポンス
高い検索精査
簡単かつ楽しい投稿システム
リピーター獲得システム
「毎日の料理を楽しくすることで、心からの笑顔を増やす」という理念

利用者の年齢分布
20~24歳 7.1%
25~29歳 19.6%
30~34歳 26.0%
35~39歳 18.6%
40~49歳 18.3%

人口に占める割合
20代 21%
30代 26%
がクックパッドユーザー

ユーザーの目的と広告がマッチして、もはやコンテンツとなってしまっている
しかし、ビジネスとして軌道に乗り始めたのは最近になってから

優れたモノは無言語。説明が必要なサービスはレベルが低い。

コンテンツでも広告でも、文字数によってクリック率が変わる。
理想は8~13字

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